悪魔の集団・聖飢魔IIが15日、東京・国立代々木第一体育館で、デビュー35周年を記念した期間再延長再集結『35++執念の大黒ミサツアー』(全15公演)のファイナルを迎え、6度目の解散をした。
昨年10月の千葉公演から全国を恐怖のどん底に陥れたツアーファイナルには、1万人を超す信者(ファン)が集結。追加公演を含めて全会場完売となり、参拝券(チケット)を入手できなかった信者のために、最終公演はWOWOWでの生中継に加え、全国の映画館31館でライブビューイングも行われた。
「創世紀」の演奏が始まると、棺桶の中からデーモン閣下が登場。大熱狂の中「EL.DORADO」へ。この曲は聖飢魔IIが1999年12月31日の“本解散”最後の演奏曲で、これまでの再集結シリーズでも必ず最後に演奏される。いきなりド派手な特効と共にいきなりクライマックスかのような演出でファイナルの火ぶたを切り、大興奮の中で立て続けに3曲を披露。
デーモン閣下は「聖飢魔II期間再延長再集結『35++執念の大黒ミサツアーFINAL』へようこそ! この日が来てほしいような、来てほしくないような気分だろうお前ら。我々もそうだ! まー、とりあえず楽しめ。泣いたり笑ったりしながら帰っていけばいいじゃないか!」とあおった。
中盤では、両A面小教典(シングル)として魔暦18年(2016年)6月15日に発布された「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」(映画『貞子vs伽椰子』主題歌)、「STORMY NIGHT」では、初代ベーシスト、ゾット星島親分が登場し、会場を恐怖に陥れる。
「蝋人形の館」「DEAD SYMPHONY」では、人間にはあたかもデーモン閣下が3点倒立をしているかのように見えるが、実は地球の天地をひっくり返して歌う伝説の歌唱法「天地逆転唄法(てんちぎゃくてんしょうほう)」が炸裂した。今回のツアーで7年ぶりに復活したこの唄法は、悪魔が地球の天地をひっくり返し人間たちを恐怖のどん底に突き落として歌唱するもので、15会場すべてで披露。人間年齢60歳して驚くべき身体能力に、会場はヒートアップしていった。
「音楽は我々を助けてくれるし、諸君もまた救われているかもしれない。本解散のときに吾輩はこう言った。明日からは聖飢魔IIがライバルだと。聖飢魔IIを超えていかなければ聖飢魔IIに失礼じゃないかと。今回の再集結で思い知った。それはおこがましい発言だったと。今日は今日で最後だ! 今日の大黒ミサのためにこの最後の曲を地獄より愛を込めて贈りたい」。
閣下はそう切り出すと、昨年23年ぶりに発布し、オリコン週間アルバムランキング4位となった新譜大教典『BLOODIEST』のリード曲「LOVE LETTER FROM A DEAD END」へ。この曲で締めくくることが、3年以上をかけて再集結ツアーを完結させた聖飢魔IIの執念のメッセージでもあった。
「楽しい時間をありがとう。今日の日はお別れだ。では、また会えるかな?」
そうと告げると、魔界へ続くブラックホールが現れ、構成員(メンバー)たちはそれぞれ魔界に姿を消した。
■6度目の解散【解説】
聖飢魔IIは魔暦元年(1999年)12月29〜31日に当時の東京ベイNKホールで行われた「解散大黒ミサ」で地球征服を完了し解散。その後、人類の悪魔化を視察するため、国内外をはじめ、約5年おき【魔暦7(2005)年、魔暦12(2010)年、魔暦17(2015年)】に、期間限定で再集結し大黒ミサツアーを行って来た。
魔暦22(2020)年には地球デビュー35周年を記念して再集結の予定だったが、ゼウスの妨害(コロナ禍)を受け、2年連続で大黒ミツアーを行うことができず、事前に収録したヴィデオを上映。生トークコーナーやアコースティックを中心にした「変異生黒ミサツアー」に内容を変更した。地球デビュー35周年の大黒ミサツアーを本来の形で行うために、再集結期間を2年延長。魔暦24(2022年)から今年にかけ、執念でツアーを実現させた。
■聖飢魔II期間再延長再集結『35++執念の大黒ミサツアーFINAL』
01. 創世紀
02. EL.DORADO
03. RATSBANE
04. Run Run Run!
05. Good Night Melodies(Syuto solo)
06. BAD AGAIN
07. 鬼
08. 魔界舞曲
09. RENDEZVOUS 60 MICRON'S
10. 嵐の予感
11. 呪いのシャ・ナ・ナ・ナ
12. STORMY NIGHT〜蝋人形の館〜DEAD SYMPHONY
13. WHAT’S HAPPENING?
14. 地獄の皇太子
15. WINNER!
16. 永遠の詩 -A Song Of Deceased-
17. BRAND NEW SONG
18. LOVE LETTER FROM A DEAD END
昨年10月の千葉公演から全国を恐怖のどん底に陥れたツアーファイナルには、1万人を超す信者(ファン)が集結。追加公演を含めて全会場完売となり、参拝券(チケット)を入手できなかった信者のために、最終公演はWOWOWでの生中継に加え、全国の映画館31館でライブビューイングも行われた。
「創世紀」の演奏が始まると、棺桶の中からデーモン閣下が登場。大熱狂の中「EL.DORADO」へ。この曲は聖飢魔IIが1999年12月31日の“本解散”最後の演奏曲で、これまでの再集結シリーズでも必ず最後に演奏される。いきなりド派手な特効と共にいきなりクライマックスかのような演出でファイナルの火ぶたを切り、大興奮の中で立て続けに3曲を披露。
デーモン閣下は「聖飢魔II期間再延長再集結『35++執念の大黒ミサツアーFINAL』へようこそ! この日が来てほしいような、来てほしくないような気分だろうお前ら。我々もそうだ! まー、とりあえず楽しめ。泣いたり笑ったりしながら帰っていけばいいじゃないか!」とあおった。
中盤では、両A面小教典(シングル)として魔暦18年(2016年)6月15日に発布された「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ」(映画『貞子vs伽椰子』主題歌)、「STORMY NIGHT」では、初代ベーシスト、ゾット星島親分が登場し、会場を恐怖に陥れる。
「蝋人形の館」「DEAD SYMPHONY」では、人間にはあたかもデーモン閣下が3点倒立をしているかのように見えるが、実は地球の天地をひっくり返して歌う伝説の歌唱法「天地逆転唄法(てんちぎゃくてんしょうほう)」が炸裂した。今回のツアーで7年ぶりに復活したこの唄法は、悪魔が地球の天地をひっくり返し人間たちを恐怖のどん底に突き落として歌唱するもので、15会場すべてで披露。人間年齢60歳して驚くべき身体能力に、会場はヒートアップしていった。
「音楽は我々を助けてくれるし、諸君もまた救われているかもしれない。本解散のときに吾輩はこう言った。明日からは聖飢魔IIがライバルだと。聖飢魔IIを超えていかなければ聖飢魔IIに失礼じゃないかと。今回の再集結で思い知った。それはおこがましい発言だったと。今日は今日で最後だ! 今日の大黒ミサのためにこの最後の曲を地獄より愛を込めて贈りたい」。
閣下はそう切り出すと、昨年23年ぶりに発布し、オリコン週間アルバムランキング4位となった新譜大教典『BLOODIEST』のリード曲「LOVE LETTER FROM A DEAD END」へ。この曲で締めくくることが、3年以上をかけて再集結ツアーを完結させた聖飢魔IIの執念のメッセージでもあった。
「楽しい時間をありがとう。今日の日はお別れだ。では、また会えるかな?」
そうと告げると、魔界へ続くブラックホールが現れ、構成員(メンバー)たちはそれぞれ魔界に姿を消した。
■6度目の解散【解説】
聖飢魔IIは魔暦元年(1999年)12月29〜31日に当時の東京ベイNKホールで行われた「解散大黒ミサ」で地球征服を完了し解散。その後、人類の悪魔化を視察するため、国内外をはじめ、約5年おき【魔暦7(2005)年、魔暦12(2010)年、魔暦17(2015年)】に、期間限定で再集結し大黒ミサツアーを行って来た。
魔暦22(2020)年には地球デビュー35周年を記念して再集結の予定だったが、ゼウスの妨害(コロナ禍)を受け、2年連続で大黒ミツアーを行うことができず、事前に収録したヴィデオを上映。生トークコーナーやアコースティックを中心にした「変異生黒ミサツアー」に内容を変更した。地球デビュー35周年の大黒ミサツアーを本来の形で行うために、再集結期間を2年延長。魔暦24(2022年)から今年にかけ、執念でツアーを実現させた。
■聖飢魔II期間再延長再集結『35++執念の大黒ミサツアーFINAL』
01. 創世紀
02. EL.DORADO
03. RATSBANE
04. Run Run Run!
05. Good Night Melodies(Syuto solo)
06. BAD AGAIN
07. 鬼
08. 魔界舞曲
09. RENDEZVOUS 60 MICRON'S
10. 嵐の予感
11. 呪いのシャ・ナ・ナ・ナ
12. STORMY NIGHT〜蝋人形の館〜DEAD SYMPHONY
13. WHAT’S HAPPENING?
14. 地獄の皇太子
15. WINNER!
16. 永遠の詩 -A Song Of Deceased-
17. BRAND NEW SONG
18. LOVE LETTER FROM A DEAD END
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2023/02/16