三代目 J SOUL BROTHERSは昨年はソロ活動を活発に行なっていたが、2023年よりグループとしての新章が開幕する。2月にリリースする新曲「STARS」は、三代目 JSBの代表曲のひとつ「R.Y.U.S.E.I.」を彷彿とさせるサウンドに仕上がっている。また、9年ぶりのアリーナツアーで「みんなの近くに行きたい」と語る彼らの現在の想いを聞いた。
■新曲は三代目JSBの代名詞「R.Y.U.S.E.I.」のアンサーソング
――2月1日リースの新曲「STARS」は、「R.Y.U.S.E.I. pt.2」をテーマに制作されたそうですね。
岩田:「R.Y.U.S.E.I.」は、三代目JSBの代名詞ともいえる楽曲。まだ日本でEDMサウンドをやるアーティストがあまり多くなった中、僕らのスタイルとEDMがハマって、僕らを象徴する曲になったんですよね。9年後の今またEDMをやるのは、ある意味原点回帰というか。久しぶりに 自分たちの得意なフィールドに帰ってきたという感覚があります。
今市:「R.Y.U.S.E.I.」と同じSTYさんに作っていただいた、「R.Y.U.S.E.I.」のアンサーソングのような、今の時代っぽく進化したような楽曲です。また新たな三代目JSBが表現できるかな。「この曲で、2023年スタートするぞ!」とみんな気合も入っています。
――「STARS」と「R.Y.U.S.E.I.」には、歌詞にリンクする部分がありますね。
OMI【O=正式表記はストローク付き】:みなさんが「STARS」を聴いたら、きっと「R.Y.U.S.E.I.」を思い返してくれるだろうなと思って。「R.Y.U.S.E.I.」では“人生一度きり/DREAM/掴みたいから今”と歌った。一直線に進んで大きくなって、大人になった今は視野が広がり、「人生一度きりじゃない/何度やり直しても」と再起を後押しするメッセージを伝えられるようになった。時を経たことによって、こういう表現ができるようになったんだと捉えています。
――歌詞のように、30代になって物事の見方や捉え方って変わりましたか?
山下:いい意味でいろいろなことがわかって、俯瞰で見られるようになった気がしますね。特に2022年は各々のプロジェクトで活動したことで、グループの大切さを感じることができた1年でした。
小林:グループとのバランスを考えた上で個々の活動をしていましたが、ソロでなにかやるって、デビュー当時には考えていなかったこと。コロナ禍でエンタテインメントを以前のようには行えなくなり、世の中が変わっていった。それと同時に三代目JSBの変化も重なっていったのを感じました。新しいフェーズに突入しているのかなと。
NAOTO:ソロ活動にチャレンジできるようになったのは本当に大きな変化です。時代が繰り返すように、グループも2周目を迎えるんだなと感じています。グループ外での活動を経て、10周年を超えて、もう一度7人がひとつになる今は、またデビュー当時に戻ったような不思議な感覚なんですよね。メンバーから「もう一度EDMにチャレンジしよう」という話が出たのも納得できる。
――グループという居場所があるから安心して個別活動ができるのでしょうか?
OMI:そうですね。みんなの活動も見せていただきましたが、やっていることが全員違うんですよね。それぞれの世界観があって、とても同じグループの人たちとは思えない(笑)。でも、応援してくれるのは三代目JSBのファンの方たちなので、そこは絶対にハズさないようにしています。きっとみんなもそうだと思う。
岩田:パフォーマーの僕が昨年、音楽でソロ活動を始めさせてもらった理由は、応援してくださる方と僕の空間を作りたかったから。難しく考えず、会う機会が増えた感覚です。でも実際に自分で歌をやってみると、ボーカルの想いとか、 苦悩とか、気付くことがたくさんありました。
――岩田さんは以前からお芝居でもソロ活動をされていましたが、それともまた違うものでしたか?
岩田:お芝居は作品の色に自分を合わせていきますけど、音楽は自分が持っているものがないと始められないんですよ。その違いも含めてとても勉強になりました。
ELLY:俺もパフォーマーなので、歌ってみて気付くことがありました。ボーカル2人(OMIと今市)のソロは、小説家みたいな感じがする。物語伝える、吐き出すみたいな感じ。でも俺は、パフォーマンスを生かすための音楽を作っているかもしれないな。
■近さとエモさを感じることができる全国アリーナツアー
――「STARS」リリースを皮切りに、9年ぶりのアリーナツアーが始まるそうですね。ドームツアー常連の三代目JSBがアリーナツアーを選んだ理由は?
小林:僕たちがみなさんの近くへ行きたいからです。2023年の三代目JSB再始動に向けて、いろいろな話をしてきた中で出てきました。今回はファンクラブが設立されたり、ファンネーム“MATE”が決まったこともあり、ライブツアーだけでなく、直接コミュニケーションが取れる『MEET&GREET TOUR』というWツアーも企画しているんです。喜んでいただけるとうれしいですね。
岩田:ドームだと開催できる地域が限られてしまうので、長らくみなさんに遠くから足を運んでいただいていました。だから今回は僕たちが会いに行かせてもらおうと思って。ELLYの地元、青森に行くのも初めてですよね。
ELLY:ライブで行くのは初めて! 三代目JSBとしては、僕の地元の卒業式のサプライズで1度行っただけだから、青森のみなさんも待っていてくれたと思う。楽しみです。
OMI:三重に行くのも久々だよね! 客席がめちゃくちゃ近かった印象がある。9年前の記憶でそう思うんだから、今はもっと近く感じるね、きっと。
NAOTO:僕たちを近くで見たかったら、三重が狙い目だね(笑)。前回『BLUE IMPACT』(2014年)で三重に行ったときは、伊勢神宮の式年遷宮の翌年で、『おかげ年』というめちゃくちゃご利益がある年だったんだよ。
OMI:誰か行ってたよね?
NAOTO:ELLYと(小林)直己が行った。「俺も行く!」って言ったんだけれど、朝起きたらめちゃ寒そうで、断念しちゃった(笑)。
OMI:せっかくの「おかげ年」なのに!
NAOTO:暖かなベッドの誘惑に勝てなかった……。2人の話をきいて、今でも悔やんでる。
岩田:せっかくなんで、今年は行きましょう!
NAOTO:今年じゃダメなんだよ。「おかげ年」のご利益ないんだよ〜。
――(笑)。ちょっとだけ、どんなツアーになるのか教えていただけますか?
ELLY:言いたいけどね、まだ言えない(笑)。でも、近さと、エモさを感じられるライブになると思いますよ。
――近さとエモさですね。みなさんベテランと言われる世代になりましたが、後進たちに憧れられるベテランとして、これから先、どういうアーティスト像を想定しているのかを教えてください。
OMI:えー? 中堅じゃない?(笑)
山下:ベテランなんて、やだやだ(笑)。
今市:(笑)。デビュー12周年。7人のダンス&ヴォーカルグループがオリジナルメンバーで12年続けるって貴重な形だと思うんです。ファンの方々も長い人で12年ってことじゃないですか。本当に誇らしいし、感謝しているし、大切にしていきたい。昔から応援してくださる方にも、最近僕らを知ってくれた方にも、それぞれの人生があって、いろいろなことがある中で、三代目JSBのことを応援してくださっている。そういう方たちに寄り添いながら、グループを大切にして、ずっと走り続けていきたいです。
取材・文/坂本ゆかり
■新曲は三代目JSBの代名詞「R.Y.U.S.E.I.」のアンサーソング
――2月1日リースの新曲「STARS」は、「R.Y.U.S.E.I. pt.2」をテーマに制作されたそうですね。
岩田:「R.Y.U.S.E.I.」は、三代目JSBの代名詞ともいえる楽曲。まだ日本でEDMサウンドをやるアーティストがあまり多くなった中、僕らのスタイルとEDMがハマって、僕らを象徴する曲になったんですよね。9年後の今またEDMをやるのは、ある意味原点回帰というか。久しぶりに 自分たちの得意なフィールドに帰ってきたという感覚があります。
――「STARS」と「R.Y.U.S.E.I.」には、歌詞にリンクする部分がありますね。
OMI【O=正式表記はストローク付き】:みなさんが「STARS」を聴いたら、きっと「R.Y.U.S.E.I.」を思い返してくれるだろうなと思って。「R.Y.U.S.E.I.」では“人生一度きり/DREAM/掴みたいから今”と歌った。一直線に進んで大きくなって、大人になった今は視野が広がり、「人生一度きりじゃない/何度やり直しても」と再起を後押しするメッセージを伝えられるようになった。時を経たことによって、こういう表現ができるようになったんだと捉えています。
――歌詞のように、30代になって物事の見方や捉え方って変わりましたか?
山下:いい意味でいろいろなことがわかって、俯瞰で見られるようになった気がしますね。特に2022年は各々のプロジェクトで活動したことで、グループの大切さを感じることができた1年でした。
小林:グループとのバランスを考えた上で個々の活動をしていましたが、ソロでなにかやるって、デビュー当時には考えていなかったこと。コロナ禍でエンタテインメントを以前のようには行えなくなり、世の中が変わっていった。それと同時に三代目JSBの変化も重なっていったのを感じました。新しいフェーズに突入しているのかなと。
NAOTO:ソロ活動にチャレンジできるようになったのは本当に大きな変化です。時代が繰り返すように、グループも2周目を迎えるんだなと感じています。グループ外での活動を経て、10周年を超えて、もう一度7人がひとつになる今は、またデビュー当時に戻ったような不思議な感覚なんですよね。メンバーから「もう一度EDMにチャレンジしよう」という話が出たのも納得できる。
――グループという居場所があるから安心して個別活動ができるのでしょうか?
OMI:そうですね。みんなの活動も見せていただきましたが、やっていることが全員違うんですよね。それぞれの世界観があって、とても同じグループの人たちとは思えない(笑)。でも、応援してくれるのは三代目JSBのファンの方たちなので、そこは絶対にハズさないようにしています。きっとみんなもそうだと思う。
岩田:パフォーマーの僕が昨年、音楽でソロ活動を始めさせてもらった理由は、応援してくださる方と僕の空間を作りたかったから。難しく考えず、会う機会が増えた感覚です。でも実際に自分で歌をやってみると、ボーカルの想いとか、 苦悩とか、気付くことがたくさんありました。
――岩田さんは以前からお芝居でもソロ活動をされていましたが、それともまた違うものでしたか?
岩田:お芝居は作品の色に自分を合わせていきますけど、音楽は自分が持っているものがないと始められないんですよ。その違いも含めてとても勉強になりました。
ELLY:俺もパフォーマーなので、歌ってみて気付くことがありました。ボーカル2人(OMIと今市)のソロは、小説家みたいな感じがする。物語伝える、吐き出すみたいな感じ。でも俺は、パフォーマンスを生かすための音楽を作っているかもしれないな。
■近さとエモさを感じることができる全国アリーナツアー
――「STARS」リリースを皮切りに、9年ぶりのアリーナツアーが始まるそうですね。ドームツアー常連の三代目JSBがアリーナツアーを選んだ理由は?
小林:僕たちがみなさんの近くへ行きたいからです。2023年の三代目JSB再始動に向けて、いろいろな話をしてきた中で出てきました。今回はファンクラブが設立されたり、ファンネーム“MATE”が決まったこともあり、ライブツアーだけでなく、直接コミュニケーションが取れる『MEET&GREET TOUR』というWツアーも企画しているんです。喜んでいただけるとうれしいですね。
岩田:ドームだと開催できる地域が限られてしまうので、長らくみなさんに遠くから足を運んでいただいていました。だから今回は僕たちが会いに行かせてもらおうと思って。ELLYの地元、青森に行くのも初めてですよね。
ELLY:ライブで行くのは初めて! 三代目JSBとしては、僕の地元の卒業式のサプライズで1度行っただけだから、青森のみなさんも待っていてくれたと思う。楽しみです。
OMI:三重に行くのも久々だよね! 客席がめちゃくちゃ近かった印象がある。9年前の記憶でそう思うんだから、今はもっと近く感じるね、きっと。
NAOTO:僕たちを近くで見たかったら、三重が狙い目だね(笑)。前回『BLUE IMPACT』(2014年)で三重に行ったときは、伊勢神宮の式年遷宮の翌年で、『おかげ年』というめちゃくちゃご利益がある年だったんだよ。
OMI:誰か行ってたよね?
NAOTO:ELLYと(小林)直己が行った。「俺も行く!」って言ったんだけれど、朝起きたらめちゃ寒そうで、断念しちゃった(笑)。
OMI:せっかくの「おかげ年」なのに!
NAOTO:暖かなベッドの誘惑に勝てなかった……。2人の話をきいて、今でも悔やんでる。
岩田:せっかくなんで、今年は行きましょう!
NAOTO:今年じゃダメなんだよ。「おかげ年」のご利益ないんだよ〜。
――(笑)。ちょっとだけ、どんなツアーになるのか教えていただけますか?
ELLY:言いたいけどね、まだ言えない(笑)。でも、近さと、エモさを感じられるライブになると思いますよ。
――近さとエモさですね。みなさんベテランと言われる世代になりましたが、後進たちに憧れられるベテランとして、これから先、どういうアーティスト像を想定しているのかを教えてください。
OMI:えー? 中堅じゃない?(笑)
山下:ベテランなんて、やだやだ(笑)。
今市:(笑)。デビュー12周年。7人のダンス&ヴォーカルグループがオリジナルメンバーで12年続けるって貴重な形だと思うんです。ファンの方々も長い人で12年ってことじゃないですか。本当に誇らしいし、感謝しているし、大切にしていきたい。昔から応援してくださる方にも、最近僕らを知ってくれた方にも、それぞれの人生があって、いろいろなことがある中で、三代目JSBのことを応援してくださっている。そういう方たちに寄り添いながら、グループを大切にして、ずっと走り続けていきたいです。
取材・文/坂本ゆかり
2023/02/16




