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天月-あまつき-、万感の思いで迎えた初のアリーナツアー最終公演 “新たな夢への旅立ち”に決意新た

 歌手の天月-あまつき-が、初のアリーナツアー『Amatsuki One-man Live〜Departure〜』を開催した。16日に神奈川・ぴあアリーナMMにて行われた最終公演の模様を伝える。

天月-あまつき-初のアリーナツアー『Amatsuki One-man Live〜Departure〜』神奈川・ぴあアリーナMMの最終公演より

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 「2021年、星巡りの旅から帰ってきた僕たちは、新たな旅に出ることになった。その旅は、これまでの旅とはまるで違ってたくさんの困難が待ち受けていた。でも、僕には最高の仲間たちがいたから、そんな困難も乗り越えることができた。そして、僕たちはようやくこの場所に辿り着くことができたんだ。ここは、僕たちがずっと目標にしていた場所。さあ、始めよう。これから先、何十年経っても決して忘れることのできないような最高の時間を過ごそう、みんなで一緒に」。天月のナレーションが流れ、ゆっくりと白いマストがあがったステージはさながら大きな帆船のよう。

 いよいよ、出航のとき。そこに、ツアーのキービジュアルそのままの爽やかなセーラー衣装で天月が登場した。歌い出しから心を掴んだのは「タイムカプセル」。広いステージを歩みながら、客席を見渡しながら響かせる歌声は力強く、「君も諦めちゃいないんだろう」「この物語の主役は君だ」というフレーズ、「届け」のロングトーンを響かせる。

 「イデア」では「今日は君たちに伝えたいことがたくさんある。全部受け取って帰ってくれ!」「会いに来たぜアリーナ!」と叫んだり、「スターライトキセキ」では「楽しい時間は一瞬で過ぎ去っていくから、見逃さないようにね!」と呼びかけたりした天月。疾走感あふれるバンドサウンドとエモーショナルなその歌声で会場を盛り上げた。

 一方、声は出せなくとも天月のイメージカラーである赤を灯したペンライトを大きく振って応えるオーディエンス。天月とダンサー扮する船員がコミカルなやり取りをしながら、さまざまなリズムの手拍子でますます一体感を高めていった。

 ダンサーを従えての軽やかなダンス、小気味よい巻き舌、バンドメンバー&ダンサーのソロ回しなど、にぎやかな「かいしんのいちげき!」。キャッチーな振付、華やかなターンやジャンプでも魅せた「無責任せんせーしょん」。“かっこいい”も“かわいい”も極めてしまうのが天月だ。

天月-あまつき-初のアリーナツアー『Amatsuki One-man Live〜Departure〜』神奈川・ぴあアリーナMMの最終公演より

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 「お腹いっぱいになるまで楽しんでいってください!」と笑顔であいさつして、幕間映像へ。船の甲板で海を眺める天月に、ベテランと思しきひとりの乗組員が声をかける。「目標にしていたアリーナツアー。ここに来るまでの間、いろんなことがあったな」という言葉をきっかけにさまざまな出来事を振り返り、「支えてくれた仲間や応援してくれるみんながいてくれたおかげで、なんとかここまで来られたので。たくさんの人に感謝です」と言う天月。すると、「確かに、航海っていうのはひとりではできない。誰かの助けがないと、波がきたら流されるし、風が吹いたら違う場所に行っちまう。でもな、その中でも舵を握っている人間が一番重要で、お前がその舵をしっかり握っていたからこそ、この場所に辿り着くことができたんだ。助けてもらうばかりじゃだめだぞ、これからはお前がみんなのことを助けるんだ。よし、じゃあ全力でみんなを楽しませてこい」と、乗組員が天月を叱咤激励する。

 照明が反射してキラキラと輝くロングトップスに着替えた天月。ピアノの音色が導いたのは、Mrs. GREEN APPLEの「青と夏」だ。続く「夜明けと蛍」ではファルセットではかない叙情を描き、あいみょんの「マリーゴールド」は今回のツアーで初挑戦しているアコースティックギター弾き語りで披露。さまざまな色彩をたたえた夏歌にも、豊かな表現力がにじむ。

 天月を励ましたベテラン乗組員が実は幽霊であったことが明かされた、再びの幕間映像。「せめて姿形だけでも見えたら、みんなに紹介できたのに」と、天月は少々残念そう。しかし、「俺のことはいいんだよ。みんな見返りを求めてお前と一緒に旅してるわけじゃないんだ。それより、お前のこれからの目標を聞かせてくれ。言葉っていうのは不思議なもんでな、口に出すと叶えようって動き出すんだよ。自分の口で、次に向かう目標をみんなに聞かせてやってくれ。きっとみんな、これからどんな景色が待ってるのか、知りたいはずだ。まずは、残りの曲、精いっぱい歌ってこい。そして、全力でみんなを楽しませてこい」という言葉が、またも天月の背中を押す。

 ラメをちりばめたスカジャンに着替え、ダンスや“ズッキュン”ポーズ、満面笑顔の「大好き!」で観客のハートを射貫いた「月曜日の憂鬱」。前日に振付動画を公開していたことから、いっそう一体感が高まった「エンジェルに花束を」を続けて披露した。

 天月は「バースデーライブでもお話ししましたが、昨年、裏方として僕の活動を支えてくださっていた方が亡くなってしまいまして。その方が『いつかやりましょう!』と言っていてくれていたのが、アリーナツアーなんです。自分にとっての大切な存在を失うのは哀しいけど、僕が止まっていたらだめだ、って何度も自分に言い聞かせてきました。何度でも言います、今日は来てくれてありがとう、選んでくれてありがとう。僕はこれからも物語を紡いでいくから、みんなも好きなタイミングでページをめくってください」と観客に呼び掛けた。

 「もっと素敵な景色をみんなに見せたいんだ!」と言った「1/6 -out of the gravity-」。客席から大きなクラップが巻き起こった「きみだけは」。そして、今年6月30日、自身の誕生日に投稿したドラマティックな「Night Sea Journey」。長年自分を支えてきてくれた人との突然の別れを乗り越え生み出した、今ツアーのキー曲だ。「かなうならもう一度笑顔が見たかったな」「君をもっともっと 喜ばせたかったな」というフレーズはじめ、気持ちがあまりにも重なるのだろう。ライブで何度だって泣きそうになる「ホシアイ」にしても然り、その歌声に、想いに心が動く。

天月-あまつき-初のアリーナツアー『Amatsuki One-man Live〜Departure〜』神奈川・ぴあアリーナMMの最終公演より

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 天月は「今日を振り返ったとき、あの日は楽しかったね、って言い合えますように」と前置きして、「君が僕の心に魔法をかけた」へ。「君が君でいられるように」という願いをかけた歌声は、まさに魔法のように希望をもたらしてくれる。

 最後の幕間映像。ベテラン乗組員に心からの感謝の言葉を伝え、「そろそろ出発の時間ですけど、これから先も一緒に旅してくれますよね?」と問いかけた天月だが、どうやらそれはかなわないようだ。「でも心配するな、ずっと見守っているよ。そして、お前の旅を最後まで必ず見届ける。俺の代わりに、今日のお客さん達を乗せてやってくれないか。みんな、一緒に旅したいはずだ」という言葉を受け止めた天月は、大勢の人を乗せた船の舵をしっかりと握り、港を出て大海を目指す。

 「こうして僕たちの新しい旅が始まった。これからの旅は、今まで以上にたくさんの困難が待ち受けているだろうけど、きっと乗り越えられる。そして、今まで以上に楽しい旅になり、今まで以上に新しい景色がたくさん見られるはずだ」

 アンコール1曲目の「小さな恋のうた」では、天月がトロッコに乗り込み、オーディエンスの近くへ。アリーナ通路をぐるり1周して観客を笑顔にする。

 3rdアルバム『それはきっと恋でした。』以来約4年ぶり、活動10周年を迎えて以降初のオリジナルフルアルバム『星霜ロマンスポット』を10月12日にリリースすること。47都道府県をあらためてまわろうと思っていること。途中で空調が故障してしまった初の日本武道館公演のリベンジとして、空調が効いている日本武道館でライブをしたいと考えていること。いくつもの夢を口にして、「結論から言うと最強になりたい!」と宣言した天月。彼には、チャレンジしたいことがまだまだたくさんある。

 天月は「仲間やスタッフ、リスナーのみなさんに感謝して、これからも天月というエンターテインメントを精いっぱい届けていきます!僕はやっぱりライブが好きだよ、歌が好きだよ、音楽が好きだよ。本当にありがとう!」と感謝する。

 歌にダンスにハッピームードな「きっと愛って」のあと、「僕は幸せ者です!」と噛みしめるように言った表情も、忘れられない。「あと1曲、よかったら付き合ってください。僕にとって希望の歌で有り、約束の歌です」。ラストは、銀テープがステージ両サイドから弾け飛んだ「Hello,My story」。「みんなへの感謝の気持ちは、これからの活動で示していきます!」という決意の言葉を口にした。

 行く先々で出会いと別れを重ね、大波小波、時には荒波も乗り越えていく、人生という船旅。たくさんの人と想いを乗せて、天月の航海はどこまでも続いていく。

天月-あまつき-

天月-あまつき-

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 なお、8月27日には、アリーナツアーの総集編版『Amatsuki One-man Live〜Departure〜』がオンライン配信される。

■配信チケット詳細
https://amatsuki.jp/contents/548490

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