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JASRAC新会長に弦哲也氏就任 「天城越え」「北の旅人」など総作曲数2500以上

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は1日、作曲家・弦哲也氏(74)が新会長に就任したことを発表した。任期はきょう1日から2024年3月31日まで。

JASRAC新会長に就任した作曲家の弦哲也氏

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 会長を3期務めた作詞家・いではく氏(80)が任期満了となったことに伴う選挙で選任された。理事、監事は6月29日開催予定の定時社員総会で選任される予定。

 弦氏は1947年千葉県生まれ。歌手デビュー後に作曲家に転身し、1976年に作曲家デビュー。総作曲数は2500曲を超え、石川さゆり「天城越え」、石原裕次郎「北の旅人」、川中美幸「ふたり酒」など数多くのヒット曲を生み出し、これまでに日本レコード大賞「吉田正賞」「作曲賞」などを受賞してきた。

 公益社団法人日本作曲家協会会長でもあり、JASRACにおいては評議員5期、理事3期のほか、分配委員会では委員長を務めた。

■弦哲也JASRAC新会長コメント
人々は新型コロナとの闘いに苦しみ、ロシアのウクライナ軍事侵攻に心痛めています。一日も早く心安らぐ日々が来ることを願うばかりです。
そんな状況の中で行われた選挙において会員の皆さまにご支援頂き、JASRAC会長に就任致しました。歴代の会長職を務められた大先輩の方々に比べ誠に未熟者ですが、任期中、精一杯努力する所存です。
JASRACには「改革」や「継続」といったテーマを力強く議論する理事会、そして各委員会に参加する仲間がいます。皆さんと力を合わせ、日本の音楽の発展のため、世界の平和のため、今こそ音楽の力を信じ、著作権者とJASRACが共に発展してゆく時と、その思いを強くしております。

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