吉本新喜劇とNMB48のメンバーが10日、大阪市内のNMB48劇場で会見を行い、両者がコラボするミュージカル『ぐれいてすと な 笑まん』を5月に開催すると発表した。ブロードウェイ作品も手がけるダンサーで演出家・玉野和紀（64）を迎え、新喜劇の川畑泰史（54）が脚本を担当して座長も務める。

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　新喜劇とNMB48はこれまでも舞台でコラボしてきたが、ミュージカル公演は初めて。川畑は「これまでのコラボではふわふわしてきたけど、今回は稽古の段階から本気」と言い、歌やダンス習得のため1ヶ月かけ本格レッスンに励むと宣言。すっちー（50）も「歌うことが恥ずかしい」と明かしながらも、やる気十分。島田珠代（51）はこの日もボケ連発で張り切った。

　NMB48の渋谷凪咲（25）は「私たちは12年間アイドルとして歌って踊ってきたけれど、まだまだ下手っぴ」と言い、これを機会に「本物にしたい」と意気込み。小嶋花梨（22）が「NMB48の新しい時代の第一歩になる」と期待をこめ、「ペアダンスをやってみたい」とはにかめば、上西怜（20）は「私のキャッチフレーズを一緒にやってほしい」と新喜劇メンバーに希望した。

　地球とよく似た星の大阪によく似た国「なんば」を舞台に、感染症アホナウイルスがまん延して…というストーリー。劇中劇として、新喜劇やNMB48のステージも披露される。玉野氏は「大いに笑っていただいて、最後はほっこりしていだけるはず」と自信をのぞかせた。

　クールジャパンパーク大阪WWホールで5月14日〜22日、東京・明治座で同26日〜29日に公演。