ダンス＆ボーカルグループ・FANTASTICS from EXILE TRIBEが、4日放送の日本テレビ系『MUSIC BLOOD』に出演。放送には入り切らなかったエピソードも含めたレポートが到着した。

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　パフォーマーの世界、佐藤大樹、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、ツインボーカルの八木勇征、中島颯太からなるFANTASTICSは、歌って踊れて芝居もできるエンタテインメント集団。メンバーの澤本、瀬口、堀、木村、八木、中島の6人からなる「FANTASTIC６」が4〜5月に開催する舞台は、３万人以上の動員を予定している。

　楽屋ではよく即興コントが行われているといい、佐藤が「いつもわちゃわちゃしているのですが、（中島）颯太と（木村）慧人が始めるんです」と切り出すと、堀は「気づいたらゴソゴソと始まっている」と続け、楽屋コントを再現することに。すると、MCの田中圭はその完成度の高さに驚き、「すごく面白いんですけど」と爆笑した。

　目玉企画『これなら俺がNO.1！FANTASTICSアピールバトル！』は、時間の都合上、スタジオで盛り上がらなかったアピールはオンエアされないという地獄のような企画。

　1番手の八木は「毎朝のルーティーンで起きたらアミノ酸を摂取して、空腹状態で腕立て伏せを100回やっています。今回は30秒間で何回腕立て伏せができるかチャレンジしたいと思います！」と意気込み、68回という好結果に。

　続いて澤本は「メンバーの中で最も足首が柔らかい”足首NO.1”です！　ダンスのジャンルで『ライトフィート』というものがあるのですが、それを昔からやっていたら、自然と柔らかくなりました」といって披露すると、足首の”クネクネさ”にMCの田中と千葉雄大は驚愕した。

　瀬口は「辛いもの好きNO.1」をアピール。「激辛ラーメンで有名な『蒙古タンメン中本』に行けば、最も辛いとされる”北極ラーメン”がちょうどいいほど、辛さには強いです」と豪語する。今回は、『辛麺屋 一輪』の最高に辛いメニュー“とんでもねぇ”に挑戦したときの写真を披露。そこに写し出されていたのは、あまりの辛さに食べきれず、悶絶する瀬口の姿。MCの田中は「これはNO.1じゃないでしょー（笑）」とダメ出しした。

　世界は「即興ダンスNO.1」宣言。「24時間365日、音楽がかかると体が自然と動くようになっている」と自信満々に語ったとおり、ランダムに流したさまざまなジャンルの音楽でキレキレのダンスを披露した。

　佐藤は「サウナNO.1」をアピール。「週４くらいで通っています。あと好きが高じて『サウナ・スパ健康アドバイザー』という資格も取得しました！」と熱弁し、サウナに関するクイズを出題。しかし、MCの2人はなんなく正解し、佐藤は「オンエアはないな」と苦笑いしていた。

　木村がアピールしたのは「体の柔かさNO.1」。「キッズダンサーのときの先生が柔軟体操に厳しい方だったおかげで、柔らかくなりました」と明かし、前屈や開脚、さらに肩甲骨を自分でほぐすなど軟体ぶりを披露し、MC2人を驚かせた。

　中島のアピールポイントは「ツッコミ」。「関西人ということもあって、気になることがあると何でもツッコんでしまうんです」といい、実践してみたものの不発。代わりに千葉がやってみると、的確なツッコミにスタジオは大盛り上がりとなり、中島は「僕よりクオリティーの高いツッコミをするのはやめてください（笑）」とボヤいた。

　最後に堀が披露した特技は「体内時計」。ストップウォッチを持ち、いかに10秒近くで止められるか挑戦した。「これは本当に自信があるので、普通に数えるのではなくダンスをしながらやります」と自信満々。ところが、1回目は9.2秒、2回目は11.2秒という結果に。ここで中島が「全然できてないやないかい（笑）！」とツッコミを炸裂させた。

　テーマを変え、ツインボーカルがデビュー時に抱えていた葛藤を明かした。中島は「当時は、それまで人前で歌うということを経験していなかったのに対し、パフォーマーの皆さんは全員すでにプロとして活躍していたので、すごくプレッシャーがありました。何もできない自分が悔しかったです」と本音を吐露。

　八木は「経験がないことを言い訳にはできませんでしたし、シンプルにつらかったです。先輩からは時に厳しいアドバイスをいただきましたが、覚悟を持っておっしゃってくれたのも伝わっていましたし、今はすごく感謝しています」と振り返った。

　リーダーの世界は「2人とも今とは全く違って、“本当にデビューできるのかな”って思っていました。デビューするからにはEXILEや他のグループと対等に、プロとして戦っていかなければいけないわけですから、そこをどうやって伝えたらいいのかということは、当時すごく悩みました」と回想しつつ、「今はめちゃくちゃ頼もしいですし、本来持っていたポテンシャルが爆発しているように感じます」と信頼。もう一人のリーダーの佐藤は「とにかく成長する速度がすさまじくて毎日驚いています。これからグループ全体でギアをあげて、一丸となって頑張っていきたいです」と目を細めた。

　スタジオライブでは、メンバー全員で「よろしくお願いします！」とあいさつをしながらスタンドイン。それぞれ振り付けやフォーメーションを入念にチェックしていく。新曲「サンタモニカ・ロリポップ」では、さわやかでカラフルな景色や恋愛模様を描いた歌詞と、ダンサブルで爽快なメロディーが春のムードを演出。カラフルな照明と相まって、ポップな世界観を表現した。

　続く「Choo Choo TRAIN」は、EXILEの名曲「Someday」とのメドレーで披露。先ほどとは一転、シックな衣装をまとい、ストイックなパフォーマンスで魅了した。

　UNCUTの撮影では木村が、「カメラがかなり近かった分、いつもと違う表情が出ちゃいました」とにっこり。中島は「ライブ中、サワナツ（澤本夏輝）くんがいままで見たことのない笑顔をカメラに向けていたので、ぜひチェックしてほしいです」とアピールしていた。

　縦型＆短尺映像配信アプリ「smash.」では、地上波番組の放送終了直後より撮り下ろしライブ映像を配信。未公開トークやメンバー目線動画も用意されている。