韓国の男性グループ「BIGBANG」が、4年ぶりに活動を再開させることが7日、わかった。所属事務所のYGエンターテインメントが発表した。G-DRAGON、SOL、T.O.P、D-LITEの4人で再始動する。

　所属事務所は、「BIGBANGが今春、新曲を発表する予定」と明かし、「新曲のレコーディング作業はすべて終え、現在はミュージックビデオ撮影を控えている」と伝えた。

　BIGBANGの新曲は2018年3月に発表したシングル「FLOWER ROAD」以来4年ぶりとなる。当時BIGBANGは「FLOWER ROAD」を通じて「僕たちはこれが最後じゃない また会おうね 花が咲いたら」と歌い、再会を誓った。YGエンタは「この歌詞のように、BIGBANGは本当に花が咲く春に、ファンと再会する」と付け加えた。

　BIGBANGは2006年8月に韓国でデビューし、2009年6月には日本でデビュー。メンバー自らが作詞作曲し、音楽だけでなく、ファッションや振り付けなども大きな影響力を発揮してK-POPを率いた。海外アーティスト史上初となる5年連続で日本ドームツアーを行い、2017年12月までに同ツアーだけで全85公演で420万5500人を動員した。2017年2月にT.O.Pが入隊したのを皮切りに、18年2月にG-DRAGON、3月にSOLとD-LITEが入隊。19年3月には所属事務所とV.I.の専属契約終了が発表されていた。

　T.O.Pは今後、ソロプロジェクトをスタートさせ、アーティスト兼事業家としてさまざまな挑戦に乗り出す予定。YGエンタは「BIGBANGだけでなく、個人活動の領域を広げてみたいというT.O.Pの意見を尊重し、これについてメンバーとしっかり話し合った。彼は環境が整えばいつでもBIGBANGの活動に合流する」と明かしている。