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斬波、令和における歌謡曲をBro.KORN、Oh Be!と語る

 最新シングル「文明開花/WON’T BE LONG」が(4/18付)オリコン週間シングルランキング6位、週間 演歌・歌謡シングルランキングでは2作連続1位を獲得し、新感覚歌謡男子という斬新なキャッチで、今勢いの乗る「斬波」と、今回のシングル楽曲を手掛けたFace 2 fAKEのOh Be!(オービー)氏とバブルガムブラザーズのBro.KORN氏、激動の80年代90年代を駆け抜けたレジェンド2人を迎え、「令和における歌謡とは?」紐解いていく座談会。
 歌謡のルーツから、現在の音楽シーンの話まで、貴重な話も含め語ってくれた。

斬波との座談会に参加したBro.KORN、Oh Be!

斬波との座談会に参加したBro.KORN、Oh Be!

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―演歌歌謡のルーツは諸説ありますが、60年代にいわゆる昭和歌謡と言われるジャンルが生まれ、さらにニューミュージック等と一緒に音楽を盛り上げた70年代に繋がるのですが、その時のキーマンが筒美京平さん。Oh Be!さんの師匠にあたる人ですが、その時の音楽体験が今のOh Be!さんやBro.KORNさんの作り上げる音楽に大きな影響があったと思うのですが?

Bro.KORN:京平さんの曲聞いているとね、俺らの時代の流行っていた要素や、アレンジとか、良い部分が全部入ってスゲーなと。そういう時代に生きて、耳に入って来たモノが全て自分の体の中にあって、それを音楽に出せるというのは、時代がいいっちゃ良かったのかもね。

Oh Be!:先生が昔言っていたけど、外国のカントリーやディスコ、ブラック・ミュージックとか色んな音楽の良い要素を、「日本人にわかりやすく作っているんだよ僕は」って言ってたよね。今Bro.KORNさんが言ったみたいに、良い要素が全部入ってて、けしてマニアックではなく、歌謡というベースの中にその要素を散りばめて、でその曲聞いて「これってEarth, Wind & Fire だな」って、みんなEarthを掘り下げて聞く…みたいな、プラットフォームみたいなね。それが60年代70年代のベーシックになってたんじゃないかな。

―そんな時代を経て、Bro.KORNさんはWON’T BE LONGを作るのですが…

Bro.KORN:WON’T BE LONGはね、当時ニュージャックスウィングやレゲエも好きで、久保田利伸曰く「ラガージャックスウィング」だねって言われた時、いい言葉使ってくれんじゃんって思ったね。

―WON’T BE LONGをBro.KORNさんが作ったころに斬波のメンバーが生まれいて…子供の頃の覚えいてる曲とかある?

YOMA:親の車の中で、気に入ってずーっとリピートして聞いていたのはELTとか。

Bro.KORN:ELPじゃなくてね(笑)

航:印象的に覚えているのは、保育園のときに口ずさんでいた「愛が生まれた日」とか。

Oh Be!:いいね、渋いね(笑)

―文明開花は作曲、ボーカルディレクションもOh Be!さんにやって頂きましたが…

Oh Be!:今回の曲は、最初の打ち合わせでキーワードとして「文明開花」っていうのをもらって、斬波のステージも見て、90年代ポップスのノリのいい感じかなと思って。もうその時はアレンジの雰囲気もだいたい見えていて、昔のSMAPみたいな感じがいいなと思ってたから、アレンジは長岡成貢さんに頼のむしかないと。成貢さんとはSMAPの「Peace!」を書いた時に一緒にやったんだけど、あの小気味よい感じのグルーブ感は成貢さんかなと。

YOMA:グルーブというかノリなんですかね、お客さんからも好評で、それこそSMAPみたいで良いって言われました。

Oh Be!:ちゃんと狙ったからね。わざと。それは昔の自分が作った作品を皆に継承してもらいたいなっていうメッセージもあったし、「WON’T BE LONG」が両A面で収録されるっていうのも聞いてたから、曲のトーンは違うけど、なんとなく似て非なる所に持って行けたらいいなって思いもあったよね。

YOMA:それは伝わっているなって思いますね。歌っていて。

―航は、曲も書いているけどこういう話し聞いてどう?

航:僕は感覚でやっているというか…曲作りはあまりロジカルに考えたことなく…

Bro.KORN:でも、凄く大切だと思うよその感性。

航:今日話し聞いて、もっと掘り下げていくと変わってくるかなと。今まではこれ斬波っぽいな、斬波で歌ったら良さそうだな、みたいな所をしっかり理由を持って作れたらいいなと思いました。

―そうだよね。理由って凄く大事だよね。自分も今回の曲でテーマは?って聞かれて考えたよね。

Oh Be!:「文明開花」ってさ普通このフレーズ聞いた時にさ、あの曲の雰囲気って絶対出てこないでしょ?

YOMA:たしかに!

Oh Be!:普通和モダンとかさ、そこに行くでしょ?じゃあこれをどんだけひっくり返してやろうかなと。あとは「開花」っていう言葉が持っているイメージ、コロナ禍でもあるし「日本を笑顔に」っていう斬波のキャッチフレーズもあったから、前からあった答えみたいにパーンって、出てきたかな。皆が歌った時に斬波になればいんじゃないの?って斬波がこういう歌を歌うんじゃなくて、これ歌っても斬波は斬波になるよねって。

―今日は、令和の歌謡を語るというテーマもあるのですがどうでしょう?

Oh Be!:北島三郎さんの「まつり」ってあるじゃない?なかにし礼さんが「50年残る歌を作って行けるか行けないか」って言ってて、なかにしさんが「まつり」を作った時、これは人間の原点なんだと。昔は神を賛美し、その土地や色んなものを奉って皆が一年に一回集まって大騒ぎする。祭りっていうのは人間の原点だから、「まつり」っていう曲を本当に書きたかったと、それで改めて歌詞とかメロディとか聞くとさ、そこには希望があるんだよ。希望が。やっぱりそこなんじゃないかな。

Bro.KORN:希望とさ、幸せだよね。

YOMA:まさに「文明開花」ですね!

航:「WON’T BE LONG」も希望を凄く感じますよね。希望を投げかけている感じ。

―最後に、これからの斬波に求めるもの、令和の歌謡は斬波だよねって言われるには…アドバイスをお願いします。

Oh Be!:とにかく壊れるくらい遊んだ方がいい。まだ真面目だよ、もっと自分を曝け出して振り切ってくれたらと、やったモン勝ちだよ。志村けんさんじゃないけどさ、ステージで振り切っているじゃない?でもインタビューとかはさ、物静かな感じの人で…そのオンオフ。もっとはっちゃけていいと思う。それがステージで表現出来たら、きっと他の人よりは前へ出ているよ。

Bro.KORN:KARAOKEっていう言葉が、世界で誰もが知っている言葉になって、歌謡っていうのも「Say Kayou!」でもいいから、歌謡っていう言葉を変えないで世界に発信出来る、新しいジャンルの歌謡なんだ!って発信してくれたらいいな。グローバルに見て「Kayou」っていう言葉を広めたのは斬波なんだよって。そういう代表でいて欲しい。

YOMA:ありがとうございます!新感覚歌謡男子ですからね。

航:ありがとうございます。もっと振り切っちゃいます(笑)

―今日はありがとうございました。

(聞き手:斬波プロデューサー nojo)


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