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J.Y. Park×PSYが12歳の“天才”日本人を奪い合う!? 異色オーディション『LOUD』日本配信決定

 TWICENiziUを発掘した「JYPエンターテインメント」創業者パク・ジニョン(J.Y. Park)と、「江南スタイル」が世界的にヒットしたアーティストで「P NATION」代表のPSYが異色タッグを組んだ韓国の大型オーディション番組『LOUD』(ラウド)が、7月3日からdTVで日本独占配信されることが決定した。

J.Y.Park(左)とPSYが異色タッグを組んだ韓国のボーイズグループ発掘オーディション『LOUD』

J.Y.Park(左)とPSYが異色タッグを組んだ韓国のボーイズグループ発掘オーディション『LOUD』

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 韓国の地上波放送局SBSで6月5日からスタートした『LOUD』は、次世代ボーイズグループ発掘オーディション。全15話(1話110分〜120分予定)の放送が予定されている。タイトル『LOUD』についてJ.Y. Parkは「一言では整理できない”芸術”というものを自分自身で表現する人を探すために、見えない部分を見せてくれ、叫んでくれという想いを込めて」と説明している。

 応募条件は「2000年1月1日以降に生まれた男性」で、各国から総勢73人が参加。日本人も6人が含まれている。国籍も背景も異なる個性的な挑戦者たちが、「実力」と「魅力」という2つの審査基準でさまざまなステージに挑戦し、両プロデューサーの合格を勝ち取り、最終ステージまで進んだ挑戦者の中から、JYPエンターテインメントのグループ1組、P NATIONのグループ1組、計2組のボーイズグループがデビューするまでの軌跡を追う。

 両事務所の練習生も数多く参戦し、既に完成度の高いハイレベルなパフォーマンス合戦と、挑戦者を巡る2人のプロデューサーの駆け引きが繰り広げられている。挑戦者に先に「合格」を出した事務所にスカウト権が渡るシステムのため、両プロデューサーはお互いに牽制しながら目の前の才能に自らを売り込む“場外バトル”も必見だ。

 6月5日午後9時から韓国で放送された第1話は、初回から超ハイレベルな挑戦者たちが韓国の視聴者を魅了し、最高瞬間視聴率11.3%を記録。同時間帯のバラエティ帯で1位を獲得した。

 中でも大きな注目を集めたのが日本人挑戦者の2人。1人目の日本人・ケイジュは、「愛嬌ソング」と自らが振り付けをしたキュートさあふれるダンスパフォーマンスを披露し、両プロデューサーをも魅了した。2人目の日本人挑戦者は、4歳からダンスを始めたというコウキ。圧巻のダンスパフォーマンスに舌を巻いた両プロデューサーは「天才」と評し、早くも奪い合いに発展した。

 第1話と第2話の日本配信に先駆け、YouTubeの番組公式チャンネルでは、日本版公式予告映像ならびに第1話ダイジェスト映像をきょう29日から公開。ダイジェスト映像には第1話に登場する挑戦者5人のステージや、両プロデューサーの賛辞が盛り込まれている。

■J.Y. Park(JYPエンターテインメント代表)コメント

――初回収録を終えたときの感想を教えてください。

最初の収録が終わって僕が言った言葉をいまだに正確に覚えています。「ソンフン(番組プロデューサー)、失敗じゃないよ」。僕は実は「失敗しないか」と心配していました。なぜかというと、結局参加者が特別な方々に来ていただかなければ、このようなプログラムを進行させることはできません。審査員が急に面白いことをしたり、ユーモアを言うこともできません。それが一番怖かったです。

今回は審査基準を明確にして選ぶとお話したので、果たしてそれに応じてくれる特別な参加者が来てくれるのか。それが最大の不安でした。でも初日、収録をして「失敗じゃない、これはできた」ということが最初の感想でした。

――『LOUD』の挑戦者に期待したいことはどんなことですか?

アイドル歌手を企画し続け、プロデュースをして、また世の中に披露しながら、「次のアイドルはどんな面を持つべきか」ということをすごく悩みます。昔は歌手の能力を会社が開発できる部分が多かったんですが、現在はSNSをはじめ個人のメディアが発展し、歌手の能力や態度、人柄などを隠すことはとても難しくなりました。だからもう「本物」を探さないといけません。

それで、何か自分が表現したいものが中にある人を見つけたい。スティーブン・ホーキングの「Quiet people have the LOUDest minds」という言葉をみつけ、これを活用しタイトルにしたんです。表は静かなのに、中ではいろいろと表現したいという…。言いたいことがいっぱいある、そんな人を見つけたとき、その人こそ次のK-POPボーイバンドを引っ張っていけるんじゃないか…自ら口を開き、作品をどのようにしたいという意志を持った人間に重点を置いて審査していきたいと思います。

■PSY(P NATION代表)コメント

――初回収録を終えたときの感想を教えてください。
僕は元々あまり緊張をしないほうですが、このプログラムはいろいろな意味で、私にとって「初」ということがとても多かったのですごく緊張していました。(これまでは)自らの新曲を披露するのがほぼ99%だったので、私が「誰かの人生がかかっている大事を評価する」ことに慣れていませんでした。そういうことで(心が)少し重かった…記憶があります。

最初の収録のあとに感じたことを一つ挙げるとしたら「J.Y. Parkさん、本当に放送がお上手だなー」でした(笑)。J.Y. Parkさんとはプライベートではすごく親しいんですけど、一緒に仕事をしたのは今回が初めてです。今回初めての仕事をしているので、とても今びっくりしながら一生懸命学んでいます。

――『LOUD』の挑戦者に期待したいことはどんなことですか?

20年間、仕事をしてきた時間を振り返ってみると、「どうしてこういうものはないのか?」ということを熾烈に探していたんです。「なんでいつも愛についてばかり歌わないといけないんだろう? 私は別の歌を歌ってみよう」ということです。

今回は、J.Y. Parkさんと一緒に審査をしながら、世界におけるK-POPの位置づけがある程度、できあがってきている中で、「そうだけど、それが全てではない。こんなK-POPもあるよ」と私たちが言えるような特別さがある人を探しています。振り返ってみると、私は幼い頃からユニークだという話をたくさん聞きました。でも、ユニークなことを20年間続けていたら特別さが少し生まれてきたようです。それで私は個人的には珍しい人を熱心に探しています。

■『LOUD』dTV配信概要
配信日時:【第1話&2話】7月3日(土)午後9時〜【第3話以降】7月10日(土)午前0時〜 ※毎週土曜更新予定
配信話数:全15話(1話110分〜120分)予定
出演:J.Y. Park、PSY

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