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米津玄師、噺家&“全役”挑戦 古典落語「死神」モチーフMVで

 シンガー・ソングライター米津玄師のニューシングル「Pale Blue」収録曲「死神」のミュージックビデオ(MV)がYouTubeチャンネルで公開された。米津が落語の噺家に挑戦した。

米津玄師が噺家に挑戦した「死神」MV公開

米津玄師が噺家に挑戦した「死神」MV公開

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 「死神」のMVは、古典落語の演目「死神」をモチーフに制作。落語の寄席を舞台に、米津は噺家をはじめ、死神、観客、全ての役を演じ分けた。噺家の演技指導は落語家・柳亭左龍、監督は永戸鉄也氏が手がけた。

 MVは24日午後4時13分にYouTubeチャンネルでプレミア公開され、6時間後の午後10時13分に公開された。プレミア公開の時刻は、「4=死」とタロットカードの数字の意味でもある「13=死神」に由来。MV公開時間は、「22=タロットカードの数」「13番目のカード=死神」という設定となっており、不吉な時刻に公開した。

 公開直後からツイッターでは「米津玄師」「米津さん」「Kenshi Yonezu」「Shinigami」がトレンド入り。新たな一面を見せたインパクトのあるMVが反響を呼び、公開から2時間48分の25日午前1時1分に100万再生を突破した。同曲は25日午前0時から各配信サイトでフル配信がスタートしている。

■永戸鉄也監督コメント

5年前、歌舞伎町の中華屋で呑んだ時に“いつか何か一緒にできたら”と話したことを覚えている。

落語は好きで聴いたり、たまに一人寄席に行ったりしていた。
初めて楽曲を聞いた夜、噺家たちの名演“死神”の動画を観て眠りについた。
朝、目覚めた時にバラバラと映像の骨格が組み上がり、情景や衣装が見えて、演者の姿、その顔が見えてきた。
物の数分で脳内に映像が出来上り、それがループ再生される不思議な感覚だった。

“MV死神”の依頼がきた時、それは当たり前のことなんだけど、色々な人の縁を伝って繋がり進んできたし、5年経ち本当にその時が来たんだと、そして改めて、その時々を振り返ってみた。

米津くん またいつかやろうね

永戸鉄也

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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