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銀杏BOYZ、初のアニメ主題歌担当 江口寿史キャラ原案『Sonny Boy』に曲書き下ろし

 ロックバンド・銀杏BOYZが、来年放送予定のTVアニメ『Sonny Boy』(サニー・ボーイ)の主題歌を担当することが28日、発表された。銀杏BOYZがアニメ主題歌を手がけるのは今作が初で、アニメのために楽曲「少年少女」を書き下ろした。

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 『Sonny Boy』は漫画家・イラストレーターの江口寿史氏が18年ぶりにTVアニメのキャラクター原案を務め、アニメ『ワンパンマン』で知られる夏目真悟氏が監督・脚本を手がけるオリジナルの青春SFサバイバル群像劇。夏休みも半ばを過ぎた8月16日、教室に集まった中学3年生たちが突如、学校ごと異次元を漂流し始める。そこに取り残され、超能力に目覚めた36人の少年少女が、理不尽に満ちた世界でサバイバルを繰り広げる。

 銀杏BOYZといえば、青春の痛みをヒリつくサウンドに乗せて、多くのファンを熱狂させてきたロックバンド。2005年にリリースしたアルバム『君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命』では、江口氏を起用したジャケットイラストがよく知られている。今回の主題歌「少年少女」では、子供と大人の間で揺れ動く思春期を鮮やかなメロディラインで描き出し、アニメの世界観とも強く共振してみせる。

【ボーカル・峯田和伸のコメント全文】

アニメーション作品への楽曲提供は初めてだったので、まずは選んで頂いてとても嬉しかったです。僕に最初に今回の依頼を知らせてくれたスタッフの声がとても興奮していたのを覚えています。台本を頂いて、とんでもない展開の連続でいっきに8話分読んでしまいました。
蝉が鳴く真夏のまぶしい青空。すると向こうから大きな雨雲が近づいてくる。次第に静まりかえっていく午後。高まっていく湿度。
屋上には二人きり。こういうアニメが見たかった、と心の中でガッツポーズしました。ストーリーも色使いも、この状況の2021年だからこその風合いを感じました。そして江口寿史さんによるキャラクターデザインが最高過ぎました。
これは奇跡のような作品だと思っています。あの頃、じっと蓋をしたまま誰にも明かせなかった箱を持つ僕や皆様にとって大切なアニメになりますように。

(主題歌「少年少女」について)
この作品に触れた時の胸がざわめくような正体不明のものをどうしても形にしたかったです。サイダーの泡みたいに一瞬で終わるものを。
登場人物となる中学生たちがどうかあたたかい光に会えますように。祈りのようなものをこめて作曲しました。

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  • 銀杏BOYZ
  • 『Sonny Boy』(サニー・ボーイ)コンセプトビジュアル (C)Sonny Boy committee

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