歌手・氷川きよしが、きょう5日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』（毎週金曜　後9：00）に14年ぶりに出演し、クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」の日本語カバーを披露する。

　氷川のMステ出演は、2003年にTAMAO＆KIYOSHIとして中村玉緒とのデュエット、2006年にはKIYOSHI名義で出演して以来、14年ぶり3回目。「氷川きよし」としての出演は今回が初めてとなり、「ようやくそのときが来たかという感じで、夢がかなってうれしくて体が震えています」と武者震いしている様子だ。

　今回披露する「ボヘミアン・ラプソディ」に関しては「昨年、映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てフレディ・マーキュリーの人生を目の当たりにしたとき、“世界中の多くの人に愛されて、たくさんヒット曲も生まれた大スターだけど、人間としてすごく孤独感を抱いて、生きてきたんだな”と思って、胸に来るものがありました。映画で表現された2時間の物語以外にも壮絶な闘いがあったんだろうなと思ったんです」と思いを馳せる。

　映画の中でも歌われていた「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞を日本語字幕で目にし、心に迫るものがあったそうで、「フレディの45年という短い人生をちゃんと伝えていかなくてはいけないと思い、彼がどんな思いで、苦悩しながら生きてきたかと思ったときに、それを日本語で歌いたいと思いました」と日本語カバーのきっかけを語った。

　カバーするにあたっては、「日本語でわかりやすく、フレディの思いを伝えたい」との想いから、親交のあった作詞家・湯川れい子氏に日本語詞を依頼した。「オペラからロックに変わっていくという展開もすごく聴いていてワクワクする」という曲を、「フレディの思いを感じながら魂を込めて歌いたい」と意気込んでいる。

■6月5日放送『ミュージックステーション』出演者
北村匠海（DISH//）「猫 〜THE FIRST TAKE ver.〜」
ジャニーズWEST　※WAになっておどろうプロジェクト
湘南乃風「睡蓮花」
氷川きよし「ボヘミアン・ラプソディ」
milet「us」「inside you」