シンガー・ソングライターの山下達郎(67)が12日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM『サンデー・ソングブック』(毎週日曜 後2:00)に出演。新型コロナウイルスの影響により、番組開始から28年目にして初の完全テレワークで自宅から放送を行った。 冒頭では4分弱にわたり、コロナ禍で混迷する社会に対して冷静な言動を訴える一幕も。「こうした現状から生まれる数々の不条理への戸惑いや鬱憤、いら立ちを抑えきれず、ある人はそれをネットに噴出させ、ある人はメディアを使ってぶちまけています。そうしたい気持ちは痛いほどわかります。私だって怒鳴りまくりたい衝動があります」と前置きしつつ、「でも、そんなことをしてもウイルスがなくなるわけではありません。毎日メディアで細部をつついては批判と罵倒に明け暮れている、そういうものが人びとの不安をどれほど煽っているか。なぜもっと寛容な、建設的な言動がとれないのか、不思議でなりません」と疑問を呈した。

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