明石家さんまが「今会いたいアーティスト」を呼んで、爆笑トークと音楽を届けるNHK総合の音楽番組『第7回明石家紅白！』が、12月21日（後7：30〜20：43）に放送されることが決定した。7回目にして初めて、本家『NHK紅白歌合戦』の舞台、東京・渋谷のNHKホールで収録。紅白名物だった小林幸子の巨大衣装がサプライズで“降臨”する。

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　第7回の“出場者”は、紅組は工藤静香、いきものがかり、白組はToshl、Little Glee Monster、甲斐バンド、特別企画として小林幸子、Foorinの計7組。

　初登場となる工藤は、さんまとは11年ぶりのテレビ共演。プライベートでも仲良しの2人は、工藤の子どもが幼かった頃のさんまとのエピソードを明かす。さんまのリクエストは、中島みゆき作詞の名曲「慟哭」。出演者はそれぞれ好きな部分の歌詞を紹介して盛り上がる。

　昨年の紅白で活動再開したいきものがかりは2度目の出演。活動を休止していた2年間のエピソードをテレビ初告白する。吉岡聖恵と山下穂尊は旅に趣味にと楽しそうなエピソードを披露するが、リーダーの水野良樹が2年間で楽曲提供した数に一同驚く。歌唱曲は「じょいふる」。観客3000人がタオルを振り回し、NHKホールが揺れる。

　今年NHKラグビーテーマソングを担当したLittle Glee Monsterは3年ぶりに登場。第1回に出演した時のさんまのふるまいに、ようやくダメ出し（!?）をする。さらに、デビューから5年が経ったからこその「メンバーへ言いたいこと」を発表。昨年の紅白でも歌った「世界はあなたに笑いかけている」を歌唱し、美しいハーモニーを響かせる。

　白組は、昨年に引き続きToshlが2度目の登場。今年話題となったフィギュアスケートの羽生結弦選手とのコラボステージ秘話を明かす。さらに、お互い「焼き派」という意外な好物で、さんまとの共通点も判明。クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」をカバーし、圧倒的な歌声でさんまを感動させる。

　今年45周年を迎えるロック界のレジェンド・甲斐バンドは初登場。甲斐よしひろが『オレたちひょうきん族』時代のさんまの奮闘ぶりに感動して作ったという歌のエピソードを語る。そして、さんまが最も思い入れのある名曲「最後の夜汽車」を甲斐バンドで披露。NHKホールでさんまの夢がかなう。

　小林幸子は特別企画でサプライズ登場。NHKホールか初めてというさんまのために、「これぞ紅白！」という超巨大衣装を用意。本家紅白で最も話題となった「あの衣装」でホールに降臨し、すぐそばで見たさんまのド肝を抜く。

　さらに、本家紅白に紅組で初出場することが決まったFoorinが、明石家紅白では特別企画で初登場。さんまのギャグに挑戦してダメ出しされる。全国の子どもたちを中心に大ブームとなっている「パプリカ」ダンスを教えてもらい、出演者＆観客全員で踊る。