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NGT48、8ヶ月ぶり定期公演再開に涙も 新公演名は「今の私たちの気持ち」

 アイドルグループ・NGT48が18日、新潟市内のNGT48劇場で新公演『夢を死なせるわけにいかない』の初日を迎えた。NGT48の劇場公演は、5月18日の山口真帆菅原りこ長谷川玲奈の卒業公演以来3ヶ月ぶり、劇場での定期公演は昨年12月30日以来、8ヶ月ぶりとなった。

NGT48 新公演『夢を死なせるわけにいかない』のセンターに抜擢された清司麗菜が最後にメンバーを代表してあいさつ (C)AKS

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 開場前、劇場周辺には劇場公演再開を待ちわびたファンが多数訪れたが、会場フロアに配された警備員、劇場スタッフが対応にあたり、大きな混乱なく、開場がスタート。チケットを手に入れたファンは、推しメンのTシャツを着たり、うちわを手に持ったりと久しぶりの劇場公演を心待ちにしている様子だった。

 予定時間より5分押して幕を開けた新公演は、劇場支配人の早川麻依子氏のあいさつからスタート。「こうして今日の日を迎えられたのは日ごろから応援してくださるファンの皆様あってのことだと思っています。でも私たちは決してこれが再スタートだと思っていません。新潟の皆さん、そしてファンの皆さんが心から応援してくださる日が本当の新しいスタートだと思っています。NGT48が新潟にあってよかったなと思ってもらえるよう、スタッフ、メンバー一同、頑張っていきます」と、一連の騒動について頭を下げた。

 1期生16人がステージに登場し、「ロマンス、イラネ」を披露すると、未発表だった新たな演目が『夢を死なせるわけにいかない』と判明し、会場からは声援が飛んだ。最初のMCではメンバー一人ひとりが自己紹介とあいさつ。本間日陽(19)は「こうして、ステージに立てることがうれしいです。NGT48劇場は久しぶり。皆さん元気ですかー? 皆さんと素敵な公演にしていきたいです」と呼びかけ、中井りか(21)は、「久しぶりのステージに戻ってこられたのは、待ってくれたファンの方々やスタッフのみなさんが支えてくれたおかげだと思います」と感謝の思いを伝えた。

 新公演の『夢を死なせるわけにいかない』は、2007年12月にAKB48 チームAとチームKによる合同チーム・ひまわり組の2nd stageとして初演。太野彩香(22)は「『夢を死なせるわけにいかない』というタイトルは、今の私たちの気持ちを表しているんじゃないかなと思います。この気持ちをパフォーマンスで表していきたいです。今日は全力で頑張ります」とこの公演にかける思いを吐露。また、西潟茉莉奈(23)は、「今日この日のために全員で頑張ってきたので、その成果が出せるよう頑張ります」、日下部愛菜(17)は「皆さんに発表になる前からレッスンを積み重ねてきました。NGT48の新たな一面が出せるよう頑張ります」と意気込んだ。

 新公演では、太野、高倉萌香(18)、奈良未遥(21)による「初めてのジェリービーンズ」や中村歩加(21)、中井による「となりのバナナ」など、グループ内でさまざまなユニットを組んで、メンバーのキャラクターにあった楽曲を披露。山田野絵(19)、清司麗菜(18)、佐藤杏樹(17)、荻野由佳(20)による「Confession」では、歌唱後に山田考案の“ダサい”円陣のコールがステージで暴露され、観客も苦笑いした。

 アンコールのMCでは、中村から今日の感想を振られた西潟が「お越しいただきありがとうございます。今日を迎えるまで、真実ではないことが広まってしまって…」と涙で言葉を詰まらせた。「メンバーみんな苦しんだんですが、言われているようなことが真実であればこのステージには立てません。スタッフさんや応援してくれる皆さんが信じて待っててくれたおかげでNGT48劇場(公演)を再開することができました。みんなで一歩一歩進んでいきたいと思います。よろしくお願いします」と涙ながらにあいさつした。

 通常の16曲を終え、高倉はラスト1曲として「NGT48の原点ともいえる大切な曲」と紹介し、この日ここまで出番のなかった研究生もステージに呼び、全員で「Maxとき315号」を披露。最後にメンバーを代表してこの公演のセンターに抜擢された清司が「私たちはNGT48 のことが大好きで、またみんなで?緒に前に進んでいくと決めました。新潟のみなさんに愛されるグループになりたいという夢を諦めずにファンの皆様と?緒に、そしてスタッフさんと?緒に、ここにいるメンバーみんなと?緒に少しずつ前に進んでいけたらと思っています。これからもNGT48 の応援をよろしくお願いします」とあいさつし、締めくくった。

 久々の公演を終えた清司は「ステージに立つまでは不安な気持ちがあったんですが、Overture が流れて照明が点いて、ファンのみなさんの顔を見た瞬間に、待ってくれていた方がこんなにも沢山いたんだと実感することができて嬉しかったです。そして、劇場公演の大切さ、ステージに立てるありがたさをあらためて感じることができました」「これからメンバーとスタッフさんで、またゼロからNGT48公演を作り上げていきたいと思います」とコメントした。

 また、グループ卒業を発表していた村雲颯香(22)は公演中「8月31日に卒業公演を行わせていただくことが正式に決まりました」と卒業公演の日程を報告。「これから一緒に立てるステージは大切なものなので、1曲1曲をかみしめながら、頑張っていきたいと思います」と意気込みを話した。

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  • NGT48 新公演『夢を死なせるわけにいかない』のセンターに抜擢された清司麗菜が最後にメンバーを代表してあいさつ (C)AKS
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  • 涙ながらにあいさつするNGT48・西潟茉莉奈 (C)AKS
  • NGT48 劇場新公演冒頭、あいさつをする劇場支配人の早川麻依子氏 (C)AKS
  • NGT48劇場で新公演『夢を死なせるわけにいかない』の初日を迎えたNGT48 (C)AKS

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