宮本浩次×横山健“相思相愛”初コラボ 新バンドでフェス出演へ「最強です」

 エレファントカシマシのボーカル・宮本浩次(53)が、池松壮亮主演の映画『宮本から君へ』(9月27日公開)主題歌として新曲「Do you remember?」を書き下ろし、Hi-STANDARDのギタリスト・横山健(49)と初のコラボレーションを果たしたことが29日、わかった。

 原作コミックは、熱血営業マン・宮本浩の七転八倒の記録を描いた作品。主人公の名前は原作者・新井英樹氏が大ファンを公言するエレカシの宮本浩次が由来であることで知られ、2018年にテレビ東京でドラマ化されたときには宮本が主題歌「Easy Go」を提供した。

 今回の映画化にあたって、改めて真利子哲也監督から主題歌制作の依頼を受けた宮本は、新曲「Do you remember?」を書き下ろした。そして「この楽曲の持つ力を最大限に引き出すためには、横山健のギターが必要だ」と確信した宮本は自ら横山にオファーした。

 熱意と本気を感じた横山は快諾し、さらにKEN BANDのベーシストJun Gray(ジュン・グレイ)、ソウル・フラワー・ユニオンのドラマーJah-Rah(ジャラ)の強力な布陣が加わり、同世代による新たなバンドが誕生。横山と宮本の共同プロデュースによって楽曲を練り上げていった。

 宮本は横山にオファーした理由を「最高のロックギタリストだから。かつて『メトロック』で、まるで往年のハードロックのような重くて豪快なギター、時にデリケートで繊細なギターを縦横無尽に奏でながら、ピュアでまっすぐな声で歌っている男がいた。それが誰あろう横山健だった。唯一無二の存在感で本当にカッコよかった!」と称賛する。

 ラブコールを受けた横山は「ボクはエレファントカシマシのデビュー時からのファンだと公言しています。バンドとして好きなのはもちろんですが、シンガーの宮本浩次さんの存在感は唯一無二です。その宮本さんのソロへの参加依頼があった時の自分の気持ち、エレカシのデビュー当時18歳だった自分に教えてやりたいです。化け物のようなシンガーに必要とされる人生ってそう多くはないと思うんです」と相思相愛。「宮本さんに必要とされた喜びを爆発させながら、聴く方々に『横山健と組まなきゃこうはならないよね』と感じさせるべく、身も心もよじって取り組みました」と制作過程を振り返った。

 綿密な打ち合わせとリハーサルを経て、それぞれの音楽人生が凝縮された高濃度なパンクロックが完成。そして、レコーディングだけにとどまらず、8月10日の『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』および8月23日の『WILD BUNCH FEST. 2019』にもこのメンバーで出演することが決まり、楽曲コラボを飛び越えた広がりをみせそうだ。

 主演の池松は「この曲と一緒なら、光の中を駆け抜けていけそうな、そんな気がします。宮本さん、ありがとうございます」と感謝。「あとは全て引き受けます。エンドロールの音が鳴り止む瞬間まで必ず届けます」と自信をみなぎらせている。主題歌情報とあわせて、主人公・宮本浩とヒロイン・中野靖子(蒼井優)の幸せな笑顔が印象的な最新ポスタービジュアルも解禁となった。

■宮本浩次コメント「最強のロックがなっていると自負しています」

――真利子監督からオファーを受け、どのような気持ちで「Do you remember?」を書き下ろしたか。

 真利子さんは寡黙なんだけれども、体は冗舌で、どんな歌をつくってほしいか、彼を見ればいつでも一発でわかる! 映画『宮本から君へ』の初めての打ち合わせで、真利子さんと話したときから、メロディがなりだした。真利子さんとオレはそういう意味では相性がいいと思います。

――横山健さんを迎えた理由は?

 最高のロックギタリストだから。かつて『メトロック』で、まるで往年のハードロックのような重くて豪快なギター、時にデリケートで繊細なギターを縦横無尽に奏でながら、ピュアでまっすぐな声で歌っている男がいた。それが誰あろう横山健だった。唯一無二の存在感で本当にカッコよかった!

――横山健さん、Jun Grayさん、Jah-Rahさんと4人でのリハーサルとレコーディングをした感想。

 ロックっていつだって最強な気持ちにさせてくれる。先日もリハーサルで、4人で音をだして帰るとき、自然に胸を張ってあるいていた。ひとりでこっそり肩でかぜを切ってあるいていた。ロックはロマンチックで最強。この4人で音を出すとその感覚が甦ります。最強です。

――「Do you remember?」が映画『宮本から君へ』の劇場で流れますが、来場者へメッセージを。

 考えうる、最強のメンバーが経験値と自信を背景にしつつ、おどろくほどピュアに音にむかっている。そして最強のロックがなっていると自負しています。映画ともども愛されてほしい。

■横山健コメント「宮本さんに必要とされた喜びを爆発」

 ボクはエレファントカシマシのデビュー時からのファンだと公言しています。バンドとして好きなのはもちろんですが、シンガーの宮本浩次さんの存在感は唯一無二です。それは皆さんも御存知でしょう。その宮本さんのソロへの参加依頼があった時の自分の気持ち、エレカシのデビュー当時18才だった自分に教えてやりたいです。化け物のようなシンガーに必要とされる人生ってそう多くはないと思うんです。「長く、ブレずにやってみるもんだなぁ!」と思いました。

 レコーディングは順調そのものでした。なにしろ宮本さんが書いてきた曲が素晴らしい。しかしボクはそれは何倍にも増幅させる心意気でやりました。宮本さんに必要とされた喜びを爆発させながら、聴く方々に「横山健と組まなきゃこうはならないよね」と感じさせるべく、身も心もよじって取り組みました。出来栄えは言いません。一回聴いてみて下さい。お願いです。聴いてみて下さい。聴いてもらえば必ず特別なものを感じるはずです。もしなにも感じない方がいらっしゃったら、「あなたの感覚、にごってるよ」とボクは言えます。

■主演・池松壮亮コメント「あとは全て引き受けます」

この曲と一緒なら、光の中を駆け抜けていけそうな、そんな気がします。
宮本さん、ありがとうございます。
あとは全て引き受けます。
エンドロールの音が鳴り止む瞬間まで必ず届けます。
あいつが街にやって来る。

■真利子哲也監督コメント「これ以上ないほどふさわしい渾身の主題歌」

言うまでもなく、はじめから『宮本から君へ』の主題歌は宮本浩次さんで間違いないと信じていました。未完成のデモ音源を聞かせていただいた後、宮本さんは「監督とはじめて顔を合わせた時にこっちだと思った」「Do you remember?という歌詞はその時から考えていた」とおっしゃって、最後に「ギターで横山健さんにお声かけするのはどうですか?」と。その時は信じがたかったです。ただ、何も言うことはありません。だって、実現したら最高じゃないですか。

完成した主題歌には、映画を観た人に持って帰ってもらいたい感情が爆発していました。映画と音楽が絶妙にシンクロする瞬間がたまらないです。『宮本から君へ』にこれ以上ないほどふさわしい渾身の主題歌に、真っ赤な薔薇の花束を!

関連写真

  • 宮本浩次(右)×横山健が映画『宮本から君へ』で初コラボ Photo by 佐内正史
  • 同世代の新バンドでフェス出演も決定(左から)Jah-Rah、横山健、宮本浩次、Jun Gray Photo by 佐内正史
  • 池松壮亮×蒼井優が顔寄せラブラブショット 映画『宮本から君へ』メインビジュアル

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