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新海誠監督&RADWIMPS野田、『天気の子』世界最速上映でサプライズ登壇

 新海誠監督が19日、午前0時から東京・TOHOシネマズ新宿で行われた自身の最新作『天気の子』の世界最速上映を一般客とともに鑑賞。上映後、本人たっての希望で急きょ舞台あいさつを行い、観客への感謝を伝えるとともに、18日にアニメーション制作会社・京都アニメーションで発生した火災で犠牲になった方々を追悼した。

アニメーション映画『天気の子』世界最速上映後に急きょ舞台あいさつに登壇した新海誠監督(左)と音楽監督のRADWIMPS・野田洋次郎

アニメーション映画『天気の子』世界最速上映後に急きょ舞台あいさつに登壇した新海誠監督(左)と音楽監督のRADWIMPS・野田洋次郎

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 スクリーン9では、上映が終わり、拍手が沸き起こるとともに明るくなった場内はにわかにザワザワ。客席から前方スクリーン前の壇上に立ったのは新海監督だった。深々と一礼して、「どうしてもひと言お礼を申し上げたくて、劇場の方に無理をいって少しだけお時間をいただきました」とあいさつ。そして、「この映画を高いゴールまで導いてくれたRADWIMPS野田洋次郎さん駆けつけてくれました」と野田を招き入れると、会場は「マジ!?」「キャー」と騒然。新海監督と野田は壇上でハグをして、感慨もひとしおの様子だった。

 新海監督は「特にお届けできることはないのですが、皆さんがこの映画を見てどのように感じていただけたのか、楽しんでいただけたのか、笑っていただけたのか、泣いてしまったのか、どうでしたか?」とたずねると、観客は大きな拍手で応えた。

 野田は「新海さんの挑戦の歴史でもあるし、僕は途中からその船に乗せてもらって。新海さんが3年かけて作った作品の最初の目撃者を目の当たりにして本当に幸せです。ここからはお客さんのものだと思うので、楽しんでいただけたのなら、大切な人にも届けてほしいと思います。よろしくお願いします」と話した。

 そして、最後に新海監督は京都アニメーションで起きた火災で33人ものスタッフが亡くなったことについて、「僕らの業界は、一枚でもいい絵を描きたい、少しでもお客さんに楽しんでもらいたい、という気持ちでひたすら絵を描いて、アニメーションを作るのが仕事です。ご冥福をお祈りするしかないんですが、映画を楽しんでいただきたい、そのためにアニメを作っている仲間だと思っています。皆さんに届くようなものをこれからも作っていきたいですし、京都アニメーションの新しい作品も観たいですし、ひるむことなく作品を作ることができれば、幸せなのかな、そうすべきなのかなと思っています」と、思いを伝えた。

 今回の世界最速上映は、TOHOシネマズ 新宿のほか、大阪・TOHOシネマズ 梅田でも実施され、各1000人、合計2000人がいち早く作品を見届けた。
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