ORICON NEWS

滝沢秀明氏、ジャニーさん死去も前を向く「少しずつ前に進み始めています」 『音楽の日』で追悼企画

 TBS系音楽特番『音楽の日 2019』(後2:00〜)が13日、生放送され、9日に87歳で亡くなったジャニーズ事務所代表取締役社長のジャニー喜多川さんの追悼企画が行われた。

ジャニー喜多川さんを追悼 (C)ORICON NewS inc.

ジャニー喜多川さんを追悼 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 昨年末に芸能活動を引退し、現在は裏方に専念している滝沢秀明氏。司会の中居正広はジャニーさんの後を継ぎ、未来を担う若者の育成をしている滝沢氏に手紙を依頼したことを明かした。ジャニーズ事務所所属のタレントはジャニーさんが亡くなって以降、談話を発表しているが裏方に専念している滝沢氏のコメントはなかった。

 中居の思いに応えた滝沢氏は手紙を寄せ「本日は、このようなかたちでお時間をいただけたことを大変、うれしく思います」と感謝。「みなさんもご存知のように私の恩師でもあるジャニー喜多川社長が先日87歳で人生の幕を降ろしました。タレント、社員一同、動揺しましたが、こんな時こそ『Youは人を笑顔にするんだよ。悲しんでいる場合じゃないよ』というジャニーさんの声が聞こえるような気がして。私たちは少しずつ前に進んでいます」と思いを打ち明けた。

 そして「ジャニーズが大好き、ジャニーさんに恩返しがしたい、そんな強い思いからでした」と裏方に専念した理由を説明。決して越えることのできない存在だけに「この仕事は私の一生をかけたテーマになりました」と思いを説明すると「私は今、ジャニーズJr.に思い寄せ、彼らと共に苦しみ、共に喜び合う決意をしました」と表明。この日、出演するメンバーの名前を挙げると「悲しみを乗り越えた若者たちの瞳をご覧ください。ジャニーさんが育てたジャニーズJr.。これからは、私から彼らが巣立っていけるように全身全霊を捧げてやっていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします」と結んだ。

 その後、Snow ManHiHi JetsらジャニーズJr.がさまざまな演目でテーマの「汗」を流す企画を実施。最後は『滝沢歌舞伎』の名物“腹筋太鼓”が披露され、多くのジャニーズメンバーが、温かく見守った。

 6月18日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため自宅で倒れ、 闘病中だったジャニー喜多川さん。 3週間の闘病の末、 7月9日に87歳で亡くなった。同事務所は「これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしておりますので、決定次第、ご案内申し上げます」としている。

 きのう12日には家族葬をジャニーズアイランドの稽古場で執り行い、「ジャニーは、自身の子供のような存在でございますタレント達と最後のお別れをいたしました」と公式サイトで報告。式は国分太一TOKIO)と井ノ原快彦V6)が司会を務め、東山紀之少年隊)、橋優斗(HiHi Jets)、堂本光一KinKi Kids)が感謝の気持ちをつなぎ、最後に近藤真彦がその思いをつづった。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索