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STU48、来春“船上劇場”完成にめど 2度の延期経て

 AKB48の姉妹グループで瀬戸内7県を拠点とするSTU48の運営会社STUが20日、船上劇場に使用する船舶「STU48号」が来年春に完成することを発表した。

STU48号の改造現場を見学したSTU48の福田朱里

STU48号の改造現場を見学したSTU48の福田朱里

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 4月14日に外観が公開された既存の船舶は、ファン投票によって船名を「STU48号」と改め、船上劇場へと生まれ変わるべく、広島県尾道市因島で改造工事中。11月10日には劇場部分の一部となる上部構造体の搭載が行われ、このあと内装工事、各種検査、承認を経て2019年春の完成にめどが立った。

 STU48は、瀬戸内7県(広島・山口・岡山・香川・愛媛・徳島・兵庫)の港を巡る船上劇場で公演を行うAKB48グループ初の試みが詰まったグループとして2017年3月に誕生。夏の出航を目指していたが、同年8月19日、「船上劇場を発表できる段階ではない」として延期を発表した。

 今年4月14日、長い沈黙を破って全長77.8メートル、全幅12.5メートルの船舶「みかさ」の外観を公開し、「2018年夏の就航を目指して準備しております」と報告していたが、7月に活動拠点を襲った西日本豪雨の被害を鑑み、「目標としていた今夏のオープンは見送ることとさせていただきます」と発表していた。

 今月に入り、メンバーの福田朱里は因島の造船所を訪れ、STU48号の改造現場を見学。その模様が16日に広島・ゲバントホールで開催された『STU48 陸上公演〜出航準備中!〜』で上映された。工事が進み、船が劇場になっていく様子を見守った福田は「早くパフォーマンスを船でしたいなと思いますし、感慨深いなと思います」と感激。メンバーの中でもいち早く、劇場船に足を踏み入れたことでテンションが上がったのか、1人で「会いたかった」をパフォーマンスし、完成を心待ちにしていた。

 なお、瀬戸内地域の官民が参画する「せとうちDMO」は、今後は運航に際し、母港や寄港地に関わる各自治体との調整をサポートするとしている。

■STU48福田朱里コメント
STU48号をメンバーの中で初めて見に行かせて頂きました。船体に劇場のステージ部分の天井となるパーツを取り付ける日で、船が劇場になる瞬間を見たような感じでした。ステージの広さ、お客さんが入る場所など、かなり具体的に説明して頂き、今まではイメージに過ぎなかったものが現実的に感じられ、ますます劇場船が楽しみになりました!

船はまだかと言われている間も、STU48とSTU48号のために本当にたくさんの方が準備してくださっているのだなと改めて実感しましたし、そして大きな船だとは聞いていましたがこんなに大きいとは思っていなくて、とても驚きました。これがSTU48専用の船になるなんてすごすぎます…。この日見た全てのことに関して、「百聞は一見にしかず」とはこのことだなと思いました!

これから完成に向けてどんどん作業が進み、STU48号ができてくると思うと本当にワクワクします。専用の劇場船の上での公演。世のアイドル史上、1番大きなプロジェクトなんじゃないかなと思います。STU48に加入出来て、メンバーはもちろん、スタッフさんや何よりファンの方々と一緒に、専用劇場が出来るのを待つことができて本当に幸せだなと思います。

STU48号に恥じないパフォーマンスができるよう、 完成した時のためにメンバー一丸となって準備しておきたいと思います!

関連写真

  • STU48号の改造現場を見学したSTU48の福田朱里
  • 一足先にSTU48号に足を踏み入れた福田朱里
  • 船上劇場部分搭載工事の様子
  • 来春完成予定のSTU48号
  • 工事着工前の劇場使用船(全長77.8メートル、全幅12.5メートル)

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