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松山千春、体調不良報道を一蹴「書かれるような不安なんて全くない」

 歌手・松山千春(62)が18日、埼玉・和光市民文化センターで秋の全国ツアーをスタートさせた。ツアーを前に一部週刊誌で報じられた激やせ、体調不安説に言及し、「書かれるような不安なんて全くない」と一蹴した。

全国ツアー初日に体調不安説を一蹴した松山千春

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 松山は2008年に不安定狭心症と診断されてツアーを中止したほか、昨年から今年にかけては、自身のラジオ番組で自律神経失調症の再発や右足の腓骨神経麻痺を告白。4月には低血糖になり、救急搬送されたことをコンサートで明かし、7月には猛暑とゲリラ豪雨が予想されるとして東京・日比谷野外大音楽堂公演を4日前に急きょ中止した。週刊誌の報道も相まって、ファンの間では松山の体調を心配する声も広がっていたが、これを否定した。

 きょう18日に初日を迎えたのは、松山がパーソナリティーを務めるラジオ『ON THE RADIO』を放送するNACK5の開局30周年を記念し、同番組をネット(全国19局)している都市を回る異色のツアー。17日に同時発売したばかりのシングル「ことば」、アルバム『起承転結14』を携え、15都市で全19公演が行われる。

 オープニングは、番組のテーマ曲「On The Radio」で幕開け。MCでは開口一番、地元北海道の胆振東部地震について触れ「(春のコンサートが終わって)西日本豪雨、猛暑…。そして9月6日には胆振地方に地震が来ました。震度7。これは北海道では初めての大きな地震でした。しかも、全道で停電が2日間も続いた。北海道に暮らして62年になるが初めての経験でした。とにかく何もできなかったのは参った」と話した。

 続けて「今年は自然災害が続きましたが、我々、自然災害に対しては無力です。しかし、無気力であってはならないと思う。どんなに力は及ばなくても気力だけはしっかり持って、お互いに乗り切っていきたいと思っています」と力強く語った。

 公演では「季節の中で」「銀の雨」「時のいたずら」、さらには名曲「長い夜」など全17曲を熱唱。「みんなの拍手が勇気になり、プライドになる」とファンに感謝の気持ちを伝えた。ツアーは12月24・25日の北海道・札幌文化芸術劇場公演まで。

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