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JASRAC、管理手数料実施料率を一部引き下げ 2018年3月分配期に限り

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は15日、著作物使用料等を信託者に年4回分配する際に控除する管理手数料の実施料率を、2018年3月分配期に限り、一部引き下げることを明らかにした。

日本音楽著作権協会(JASRAC)

日本音楽著作権協会(JASRAC)

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 今回の引き下げは、今年度の経常費用(業務遂行に要する事業費・管理費)が予算を下回る水準で推移していることから実施するもの。対象となる使用料の区分は、「演奏等」「放送等」「有線放送等」「業務用通信カラオケ」「インタラクティブ配信」。

 JASRACは文化庁長官に届け出た「届出料率」の範囲内で、徴収実績や経費などの状況により、実際に適用する「実施料率」を定めている。

■管理手数料実施料率
(左から)届出料率/17年度実施料率/18年度3月分配期実施料率
演奏等…30%/25%/23%
放送等…15%/10%/9%
有線放送等…15%/10%/9%
業務用通信カラオケ…15%/10%/9%
インタラクティブ配信…15%/10%/9%
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