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Perfume、映画『ちはやふる』完結編主題歌 広瀬すずが泣いた「無限未来」

 人気テクノポップユニット・Perfumeの新曲「無限未来」(来春発売予定)が、女優・広瀬すず主演の実写映画『ちはやふる -結び-』(来年3月17日公開)の主題歌に決定したことが17日、わかった。昨年公開され、200万人を超す動員を記録した2部作『ちはやふる -上の句・下の句-』に引き続き、シリーズ3作目の完結編もPerfumeが主題歌を担当する。

広瀬すずと4人あわせてPerfumeです♪

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  “競技かるた”(百人一首)を題材にした末次由紀氏の原作コミックス(既刊36巻)は、累計発行部数2100万部を突破する人気漫画。2016年に2部作で実写映画化され、興行収入は2本あわせて28.5億円を記録した。 シリーズ3作目、完結編となる最新作では、広瀬、野村周平新田真剣佑らが再集結。新キャストも迎え、高校最後の全国大会を目指す瑞沢高校かるた部の忘れられない夏が描かれる。

 前作『ちはやふる -上の句・下の句-』では、かるたを取る一瞬の様子を想起させる主題歌「FLASH」で映画を盛り上げたPerfumeは、熱狂的な“ちはやファン”としても知られる。3月に開催された『日本アカデミー賞』授賞式では、優秀主演女優賞を受賞した広瀬と優秀助演男優賞を受賞した新田を祝福するために会場に駆けつけるなどキャストとの交流が続き、今回の再タッグが実現した。

 完結編では、主人公・千早たちの高校最後の夏を描くことから、小泉徳宏監督は「同じ花は二度と咲かないように、二度と戻ってくることはない“この一瞬”を表現した音楽を作ってほしい」とリクエスト。Perfumeのサウンドプロデューサーの中田ヤスタカはそれに応える形で、主題歌「無限未来」を書き下ろした。卒業が迫る主人公たちの想いを連想させる歌詞や、競技かるたの動きを思わせるフレーズもある同曲は、来春シングルとしてリリース予定となっている。

 『ちはやふる』とPerfumeの再タッグを記念し、原作者の末次氏が広瀬演じる主人公・綾瀬千早とPerfumeが顔を寄せ合ったイラストを描き下ろし、広瀬とPerfumeにサプライズでプレゼント。Perfumeは「絵の中で千早ちゃんに会えました! 夢のコラボ! 末次先生ありがとうございます」と大感激し、大喜びの4人はイラストと同じポーズを決めた。

■広瀬すず(綾瀬千早役)コメント
前作に続きPerfumeさん、ほんと、うれしすぎます。Perfumeさんの色でちはやふるが完成されたので、今回も、また鮮やかに染めて頂いて心から感謝感謝です。

映画をみた後にエンディングで私も初めて聞いて、なんて、素敵なんだろうと、思いました。聞いた瞬間に一気に涙が出てきて、『ちはやふる』の色や繊細さが主題歌から感じられて、感無量でした。

まさに、最終章というしっとりした音たちに急に心が寂しくなって、でも光ってる何か一本の糸のようなもので繋がっていて、切っても切っても切れる事はないだろうなという太さというか。大好きな一曲になりました。

監督から、自信あります。という言葉が出た瞬間のあの表情を私は目の前でみました。私も、そう思います。出し切って、すごく気持ちがいいです。必ず最高の青春映画を届けられると思います。3部作の中でも、1番苦しく、切なく、愛おしい一本になりました。宝物です。

■Perfumeコメント
あ〜ちゃん
次回作をいちファンとして楽しみにしていたので、「次回も主題歌を」と言っていただいた時には、大好きな作品なので、本当に嬉しかったです。

印象的なシーンが多くて、「盛り込みすぎ!泣かせすぎ!」という感じでした(笑)。友情も描かれていて、ただただ真っ直ぐな気持ちで一つのことを想い続ける人は強いな、と思いました。考えさせられるし、勇気ももらうことができて、色んな気持ちになりました。

周防名人の台詞で「一瞬を永遠に留められることができるという事を忘れないで」という言葉がありましたが、私たちも色んな人の心にとめてもらえるような一瞬を描きたいと思いながら歌っているので、ジーンと来ました。

(主題歌の)レコーディングをしたときに、中田さんもきっと『ちはやふる』が好きで感情移入しているんだろうな、と思える仕上がりになっていてうるうるしてしまいました。タイトルが「無限未来」と初めての漢字だけのタイトルで印象的です。“無限未来”という言葉が歌詞にも出て来るんですが、響きがとても良く、一言一言が心に響きます。

のっち
最高でした! とても感動したし、また千早ちゃんたちに会えた喜びが大きかったです。新が千早に想いを伝えるシーンを観ることができて、ドキッとしました。

(主題歌は)見えない未来だけどその未来がキラキラしていて、そこに行きたい気持ちや不安など千早ちゃんたちの世代のみんなが持つ気持ちが、この曲に詰まっている気がします。

かしゆか
「結び」なので、完結編で“卒業”がテーマだけど、ただただ悲しいのではなくて、希望に溢れている感じが伝わって来て、観ていて心地よかったです。

『ちはやふる』は、一人ひとりのキャラクターが自分の目標や夢に向かって一生懸命で、揺るがない決心が漫画の中から伝わってくる作品です。かるたシーンのスピード感も風が吹くくらい感じられて、『ちはやふる』に、末次先生の絵の素晴らしいところが沢山詰まっているのだと思います。

この曲が『結び』の最後のエンドロールで流れる時に、映画と合うんだろうかと不安もあったので、すずちゃんの感想を聞いて勇気をもらえました。

■小泉徳宏監督コメント
映画『ちはやふる』は、この作品に関わった人たちの人生を
切り取ったドキュメンタリーでもあると思っています。
前作から2年が経ち、役者もスタッフも確実に
その分の成長を遂げて帰ってきました。

であるなら主題歌もやはり、
同じだけパワーアップしたあの方々に。

前作の主題歌は『古典と最先端を結びつけてくれる歌を』とお願いしました。
でも今回は、あらゆる意味でそれを上回っていきます。

『百人一首のように、千年先にも残る歌を』

千年もの時を越えていくPerfumeのその一年目を、
その目で、その耳で、見届けて欲しいです。

■原作者・末次由紀氏コメント
「ちはやふる」の続編も、Perfumeさんに楽曲を担当していただけるということになり、大変うれしく思っています。

映画の最後に流れてくる主題歌「無限未来」を聞いたときの調和!
イントロのみずみずしさに涙が出そうになりました。

本当に蒼い水の中から響いてくるようなPerfumeさんの声と調べ、それがそのまま『ちはやふる』の世界を満たしてくれています。早く皆さんと聞きたいです!

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  • 映画『ちはやふる』原作者がPerfume&広瀬すず演じる千早を描き下ろし

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