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堂本剛、突発性難聴と闘いKinKiオーケストラ公演「20周年ここに2人で立ちたかった」

 人気デュオ・KinKi Kidsが17日、東京ドームでコンサート『KinKi Kids CONCERT 20.2.21-Everything happens for a reason-』を開催した。今回のツアーでは、6月に突発性難聴を発症した堂本剛の体調を考慮し、大規模なオーケストラとコラボしたステージを展開。堂本光一とともにKinKi Kidsらしい底力を見せ、記念すべき20周年を彩った。

 病状を慮り、難聴発症後はテレビの音楽番組出演やライブ活動を控えていた剛。7月にはKinKi Kidsの20周年を記念した横浜スタジアム公演も行われたが、剛は中継のみの出演にとどまった。10月末には『テレビ朝日ドリームフェスティバル2017』に2人で出演。アンプラグドで8曲を披露し、ライブ復帰を果たしていた。

 この日、「まだ病気と闘っている最中」と現状を明かした剛は、「正直、無理してこの場所に立っている。でも無理してでも立ちたい場所。20周年、どうしてもこの場所に2人で立ちたかった」と思いを告白。スタッフらと「オーケストラやアコースティックのような形ならコンサートができるかもしれない」と相談を重ね、今回のツアーを実現。光一も、「ポップスの歌手でこれだけのオーケストラを抱えてやるのは、東京ドームでも初らしいです」と、KinKi Kidsならではのコンサートに自信を覗かせた。

 今回はオーケストラとコラボとあって、ジャニーズのコンサートではお馴染みのうちわとペンライトの使用を控えるようにあらかじめ告知されていた。光一は「こんな景色見たことない」と驚きながらも、観客たちの協力に感激した様子だった。

 ステージでは、デビュー曲「硝子の少年」から、「Anniversary」「ボクの背中には羽根がある」などのヒット曲をオーケストラアレンジで披露。7月の20周年コンサートでは原型が出来ていたという光一と剛の共作曲「Topaz Love」や新曲「DESTINY」も歌われたほか、「もう君以外愛せない」は、剛たっての希望で観客が大合唱で参加した。

 ところどころに挟まれたMCでは、衣装の裏話やSMAPコンサートでの失敗談など、相変わらずのゆるいトークに終始。光一は「いい雰囲気のあとぶっ壊すのは俺らの悪い癖やな」と笑いつつ、時折「剛くん、大丈夫?」「俺のソロは爆音になるから避難して」と剛を気遣う様子を見せていた。

 まだ完全には癒えぬ耳を抱え、踊ることもせずに懸命に音をとらえて歌っていた剛。光一はそんな剛を「歌に集中しないといけないから」とフォローしながら、何度も「皆さんの支えを感じた2017年だった」と語っていた。今回のツアーのサブタイトルは、「起こることにはすべて意味がある」として、光一が考案したもの。20年間音楽を大事にしてきたKinKi Kidsだからこそ成立するオーケストラコラボで底力を見せつつ、記念すべき年に起こった危機を乗り越えた強い絆をも感じさせるコンサートとなった。

 KinKi Kidsは、12月31日に京セラドームでカウントダウンコンサートを開催。2018年1月1日に同所でツアーを締めくくる。



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