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コトリンゴ、KIRINJI脱退を発表 ソロとバンド「どちらも半端な気持ちでは出来ない」

 シンガー・ソングライターのコトリンゴが、2013年7月より鍵盤奏者として所属してきた6人組バンド・KIRINJIを12月のライブをもって脱退することが明らかになった。20日、バンドの公式サイトで発表された。

KIRINJIから脱退するコトリンゴ(右)

KIRINJIから脱退するコトリンゴ(右)

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 サイトではコトリンゴのコメントを掲載し「この度約4年5ヶ月の間、参加させていただいたKIRINJIより、12 月のライブを最後に脱退という形をとらせていただくことにいたしました」と報告。理由については「これまでも自分の活動を同時に進めて行く際に、どうしてもKIRINJIの活動と重なってしまう事があり、そのことでまたこれからのKIRINJIの前進を妨げてしまうかもしれず、どちらも半端な気持ちでは出来ないと思い、ずっと悩んできました」と心境を語っている。

 続けて「KIRINJIの活動では、本当にたくさんの事を勉強させていただきました。バンドに参加する事が初めてだった私にとって、頼れる仲間がいるんだと気付いた時、とても嬉しかったです」と振り返るとともに「良い思い出も苦い思い出も、かけがえのない宝物として、しっかり胸にしまって大切にしていきます」と前向きにつづった。

 メンバーの堀込高樹(Vo&G)もコメントを発表し「コトリさんのような才能豊かで自律的なアーティストが4年半の長きに渡りグループの一構成員として活動を共にしてくれたことは異例と言ってもいいでしょう。彼女は歌、演奏、作曲、編曲、その存在感でKIRINJIの音楽に大きな貢献をしてくれました。KIRINJIの再編成に立ち会ってくれて、本当に心強かった。ありがとう、コトリンゴ。あなたの益々のご活躍、ひとりのファンとして楽しみにしています」とコトリンゴの貢献に感謝した。今後しばらくはサポートの鍵盤奏者を入れ、活動していくとしている。

 1996年10月に兄弟2人で結成されたキリンジは、97年にインディーズデビューし、翌98年8月にメジャーデビュー。2013年4月に弟・堀込泰行(Vo&G)が脱退し、同年7月には兄・堀込高樹と楠均(Dr)、千ヶ崎学(B)、田村玄一(pedal steel)、弓木英梨乃(G)、コトリンゴ(Key)の6人体制での再始動を発表した。

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  • KIRINJIから脱退するコトリンゴ(右)
  • コトリンゴ (C)ORICON NewS inc.

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