ORICON NEWS

船村徹氏『文化勲章』受章に感慨 鳥羽一郎も祝福

 『平成二十八年度文化勲章』を受章した作曲家の船村徹氏(84)を祝う会が18日、都内で行われ各界の著名人が数多く出席。式前には、船村氏が手がけた「兄弟船」でデビューした歌手の鳥羽一郎(64)と共に取材に対応し、喜びを語った。

『平成二十八年度文化勲章』を受章した船村徹氏(左)と、祝福に駆けつけた鳥羽一郎 (C)ORICON NewS inc.

『平成二十八年度文化勲章』を受章した船村徹氏(左)と、祝福に駆けつけた鳥羽一郎 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 船村氏はこれまで「ご機嫌さんよ達者かね」(三橋美智也さん)、「みだれ髪」(美空ひばりさん)、「なみだ船」(北島三郎)など数多くのヒット曲を世に送り出してきた。創作活動のかたわら、『日本作曲家協会』、『日本音楽著作権協会』の会長などを歴任するなど、後進の育成にも大きく寄与している。

 改めて受章を祝福されると「本当にありがとうございます。光栄です」と感慨深げ。「私のようなものが頂いたことよりも、たくさんの諸先生方が忘れ物をしたようで、それを私がお届けする役だと思っています。ちゃんとお届けできるようしっかりと肝に銘じて忘れ物のないようにしたい」と力強く話した。

 鳥羽も「うれしい限り。たくさんの方に『おめでとうございます』と言われて、恐れ多いですけども自分が頂いたような気持ちになりました」と笑顔で話すと「それでいいんだよ。みんなで分け合ってね」とほほ笑んだ船村氏。昨年5月に心不全の治療で手術を受けが「死ぬかと思ったよ」とジョークを交えながら当時を振り返り、回復ぶりをアピールしていた。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索