俳優の佐藤健（27）がシンガー・ソングライターの高橋優（32）と結成したスペシャルユニット「YUTAKE」が29日、横浜アリーナで行われた大型ハロウィンイベント『JACK-O-LAND（ジャック・オー・ランド）』の初日公演のトリを務め、会場に詰めかけたファン6000人を興奮させた。

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　赤西仁と山田孝之が結成し、瞬く間に解散を発表した「JINTAKA」に触発されて、一夜限定で結成された同ユニット。この日が結成後初のステージとなったが、まずは高橋がソロで登場し「明日はきっといい日になる」を歌唱した。

　間奏パートでウィングレットに乗った佐藤が登場すると、会場からは「タケル〜！」の大歓声。歌い終えた高橋から「盛り上がっているところ大変恐縮なんですけど、タケルくん上がってきてー」と懇願されて登壇した佐藤は「どうも『YUTAKE』でーす」と笑顔であいさつした。

　続けて、高橋が「僕らの記念すべきデビューライブにして、解散ライブに来てくれてありがとう！」と呼びかけると、佐藤がすかさず「そんな、さみしいこと言わないでくださいよ」とツッコミ。2人はその場で話し合い、「活動休止」という結論に落ち着くと、ファンはホッと一安心していた。

　佐藤は改めて「僕はずっと高橋優くんのファンでして、けっこう古い曲なんですけど、優くんの一番好きな曲を今から2人でやりたいと思います。きょうが記念すべきデビューライブなので、少しお手柔らかに聴いてください」と紹介すると、高橋の持ち歌「メロディ」を熱唱。会場全体がしっとりとした空気に包まれるなか、佐藤が「どうも『YUTAKE』でした。また会いましょう」と呼びかけ、記念すべき初ステージを締めくくった。

　この日はほかに、朝比奈彩、筧美和子、新川優愛、三吉彩花らによるセレブリティーパレード、加藤諒のダンスパフォーマンスなどが行われ、大歓声が上がった。あす30日のステージには、ディーン・フジオカ、ぺこ＆りゅうちぇるらが出演する。