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コブクロ、東京タワー“天の川イルミ”を音楽で演出

 人気デュオ・コブクロの「星が綺麗な夜でした」が、東京タワー夏の風物詩「天の川イルミネーション」のテーマソングに決定した。ニューアルバム『TIMELESS WORLD』(6月15日発売)に収録される同曲は、小渕健太郎が昨年2月に亡くなった父に捧げるために書き下ろした。

東京タワー「天の川イルミネーション」のテーマソングを担当するコブクロ

東京タワー「天の川イルミネーション」のテーマソングを担当するコブクロ

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 16万2000個のLED電球が輝く「天の川イルミネーション」は6月1日(水)〜8月31日(水)まで、東京タワー大展望台1階で毎日点灯。期間中には午後7時、8時、9時、9時30分、10時、10時30分の計6回「星が綺麗な夜でした」が1F西側で流れ、光と音楽のコラボが楽しめる(初日のみ点灯式開催のため、午後8時が1回目)。

 6月15日(水)からは、大展望台2階に“きらめく星空”を表現する3Dプロジェクションマッピング「TOKYO TOWER SUMMER LIGHT FANTASIA」が出現。こちらでも「星が綺麗な夜でした」が映像音楽として流れる。

 同曲の作詞・作曲を担当した小渕は、楽曲に込めた思いを以下のように明かしている。

■小渕健太郎コメント
2015年、2月19日。僕の父は
東京の病室で家族や仲間に見守られ、苦しみながらも
とても幸せそうにその時を迎えました。
ずっと言えなかった気持ちを伝えられたのは
年老いたその瞼が動かなくなってからでした。

病室を出て見上げた夜空には
見た事もない程キラキラと輝く星達が。
東京の夜空が、まるであの頃、父と田舎で見た夜空の様でした。
きっと、まだうっすら瞳に残る涙で、星が滲んでいたのでしょう。

悲しみや悔しさ、寂しさを包む感謝が湧き上がる前に
この綺麗な星空を残したい。
そう思って記した言葉に、メロディーがつきました。
あえて歌詞にしていない様々な感情は
バンドメンバー達が演奏で表現してくれています。

僕はいつまでも見つめています。
あなたという星を。

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