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GReeeeN、福島の小学校閉校ドキュメンタリー“完全版”公開

 4人組ボーカルグループ・GReeeeNが、先月30日に発売されたニューシングル「始まりの唄」のミュージックビデオ(MV)完全版を公開した。同MVは3月26日、創立142年の歴史に幕を下ろした福島県東白川郡矢祭町立関岡小学校のドキュメンタリー。撮影スタッフが2月中旬から閉校までの1ヶ月半、ほぼ矢祭町に滞在し、全校生徒23人の学校生活を記録した。

GReeeeNが福島県東白川郡矢祭町立関岡小学校の閉校までに密着したMVを公開

GReeeeNが福島県東白川郡矢祭町立関岡小学校の閉校までに密着したMVを公開

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 きっかけは今年2月、福島県と茨城県の県境にある関岡小学校の先生が、ユニバーサルミュージックに電話をかけたこと。閉校する学校の生徒にプレゼントする記録DVDを制作するため、BGMとしてGReeeeNの「キセキ」を使用したいという電話だった。

 その先生の気持ちにスタッフもGReeeeNのメンバーも心を打たれ、楽曲使用を承諾。それとともに、福島の大学でGReeeeNを結成したメンバーは、福島に恩返しをしたいという思いもあり、2月中旬から閉校までの日々を映像で記録し、卒業をテーマにした新曲「始まりの唄」のMVとして残す企画を逆に提案した。

 スタッフが心がけたのはドキュメントとして演出をすることなく、学校の日常を記録すること。山あいののどかな環境のなか、生徒も先生も一緒になって遊ぶ休み時間、毎日ハイタッチで下校を見送る先生…。そして、最後の卒業生を送り出す卒業式、閉校式でクライマックスを迎える。

 「こんな頼りない先生だったけど、みんな一緒に過ごしてくれてありがとう」という先生の言葉や、「一番思い出に残っているのは、特別な行事が何もない普通の日々です」という生徒のあいさつなど、落涙必至のシーンの数々。そして、彼らの新たな旅立ちをGReeeeNの「始まりの唄」が優しく後押しする。

 先月末、本作の序章として、2月までの記録をまとめたものを「さよなら先生〜前編〜」としてYouTubeで公開したところ、20万再生を突破。ネット上では「泣ける…」「女の子の涙にもらい泣き」「自分の思い出がいろいろ重なって、泣いてしまいました」との声であふれている。

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