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AKB48&劇場開業10周年 観客7人の初演から3871公演

 人気アイドルグループ・AKB48が8日午後6時25分、2005年12月8日の初公演から10周年を迎えた“ホーム”AKB48劇場(東京・秋葉原)で『10周年記念特別公演』をスタートさせた。ちょうど10年前、こけら落とし公演の幕が開いた午後7時に「10周年カウントダウン」のデジタル時計が「0日0時間0分0秒」を示した瞬間、選抜メンバーは手をつないでジャンプ。劇場はメンバーと観客250人の歓呼の声に包まれた。

2005年12月8日の初公演から10周年を迎えたAKB48 (C)AKS

2005年12月8日の初公演から10周年を迎えたAKB48 (C)AKS

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 初日のステージに立った1期生は20人、観客はメンバーより少ない7人だったが、この日は250人のファンが客席を埋め尽くした。

 通算3871回の公演冒頭、現役メンバー119人(過去に在籍していた姉妹グループメンバー含む)がステージに勢ぞろい。メンバーを代表し、ちょうど1年前の公演で卒業を電撃発表した1期生の高橋みなみが「皆さんとこの日を迎えられたことをうれしく思います」と笑顔であいさつ。「“会いに行けるアイドル”は、きょうも皆さんとともに公演の幕を開けたいと思います」と“開会宣言”した。

 10周年のカウントダウンの準備は5分前からスタート。初日のステージに立った小嶋陽菜は、10周年を迎えた実感を聞かれ「(時計が)0になったらしそうじゃない? まだピンと来ない」ととぼけた。

 実際に10周年を迎えた直後、同じく1期生の峯岸みなみは「ステージから見る景色が変わっていない。ちゃんとここに在り続けている実感がわいてきて、予想以上に感動してる」としみじみ。高橋も「私もそういう感覚」と同調したが、小嶋は「びっくりするくらい5分前と(気持ちが)変わらなかった」とこじはる節で劇場は爆笑の渦に包まれた。

 この日は1〜15期生、ドラフト生、各都道府県選抜のチーム8を含めた現役102人、過去に在籍したHKT48の指原莉乃、乃木坂46の生駒里奈ら17人、前田敦子大島優子ら卒業生7人の計126人が出演する。

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