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ベット・ミドラー「ローズ」が初のドラマ主題歌

 歌手で俳優の山下智久が主演するTBS系の新ドラマ『アルジャーノンに花束を』(4月10日スタート、毎週金曜 後10:00)の主題歌が、20世紀米国を代表する歌手で女優のベット・ミドラーの「ローズ」に決定したことが27日、わかった。これまで日本でも、平井堅、MISIAら多くのアーティストがカバーしてきたがドラマ主題歌起用は初。

ベット・ミドラー「ローズ」が発表から35年の時を経て、日本で初めてのドラマ主題歌に決定

ベット・ミドラー「ローズ」が発表から35年の時を経て、日本で初めてのドラマ主題歌に決定

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 「ローズ」は、ジャニス・ジョプリンがモデルのシンガーをミドラーが熱演した映画『ローズ』(1979年11月公開)の主題歌。1980年にはシングル全米3位、『ビルボード』の「アダルト・コンテンポラリー・チャート」で1位を獲得し、1980年のグラミー賞最優秀ベスト女性ポップ・ボーカルにも選ばれている。

 起用の経緯について編成・プロデューサーの韓哲氏は「春の陽射しを浴びて咲く花のような曲を探していました。行き着いたのは数多くのアーティストに愛され続けるこの名曲でした」と説明。「メロディーも歌詞も、ミドラーの歌声もすべてが美しすぎるこの曲が、花に囲まれたこの春のドラマのラストを飾ってくれることに感謝と喜びの気持ちでいっぱいです」とコメントしている。

 同ドラマは、山下演じる、6歳児並みの知能しか持たない精神遅滞者の主人公、白鳥咲人が「賢くなりたい」願いを実現するため脳外科手術を受け、天才的な知能を手に入れることで“孤独”と“失望”に直面する物語。ダニエル・キイス氏の同名原作を野島伸司氏の脚本でドラマ化した。

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