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The SALOVERS、3・25無期限活動休止「ただの幼なじみでいたい」

 ロックバンド・The SALOVERS(ザ・サラバーズ)が、3月25日のワンマンライブをもって無期限活動休止することが明らかになった。ボーカルの古舘佑太郎(23)は公式サイトで「サラバーズが永遠にこの4人でい続ける為に、アルバム『青春の象徴 恋のすべて』と、ワンマンライブを以って、栞を挟み、この本を閉じようと思います」とのコメントを発表した。

3月25日のワンマンライブをもって無期限活動休止するThe SALOVERS 写真左から小林亮平(B)、 藤川雄太(Dr)、古舘佑太郎(Vo/G)、藤井清也(G)

3月25日のワンマンライブをもって無期限活動休止するThe SALOVERS 写真左から小林亮平(B)、 藤川雄太(Dr)、古舘佑太郎(Vo/G)、藤井清也(G)

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 フリーアナウンサー・古舘伊知郎(60)の長男としても知られる古舘は同サイトで「4歳の頃にゆうた(藤川雄太・Dr)と出会い、6歳で清也(藤井清也・G)と出会い、11歳でケバ(小林亮平・B)と出会ってから、僕らはずっとただの幼馴染です。サラバーズは、僕にとって自分の部屋そのものでした。でも、その青春のひと時もそろそろ終わりが来たようです」と綴り、その理由について「最後までわがままな僕は、自分たちの夢を叶えることよりも、彼らとこれからもずっと“ただの”幼馴染でいたいんです」と胸中を明かした。

 解散ではなく、あえて「無期限活動休止」としたことについて所属事務所は「The SALOVERSは、メンバーたちとThe SALOVERSを愛してくださった皆様にとって、いつでも読み返すことのできる青春を綴った1冊の本として、完結させずに残しておきたいというメンバーの意向によるもの」としている。

 3月16日に2年半ぶりとなる2枚目のアルバム『青春の象徴 恋のすべて』をリリースし、発売当日の大阪・梅田CLUB QUATTRO公演、同25日の東京・渋谷CLUB QUATTRO公演をもって活動を休止する。

 2008年に結成された同バンドは、2012年9月にアルバム『珍文完聞 -Chin Bung Kan Bung-』でメジャーデビュー。昨年11月公開の野村周平主演映画『日々ロック』に劇中バンドとして出演し、劇中歌を提供した。

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