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“美しすぎるバイオリニスト”で話題の岡部磨知の素顔とは

 美しすぎるバイオリニストとして話題の岡部磨知が、アルバム『Neo Nostalgia』で11月12日にCDデビュー。バックミュージシャンと出演した『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)がきっかけとなり、ネットを中心に「美人すぎるバイオリニスト」として話題となった岡部。最近ではバラエティ番組をはじめ、テレビ出演が増加し、注目を集める彼女が、あまり知られていないこれまでの活動や、今後の展望について語る。

岡部磨知 写真:片山よしお

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◆ネットで話題になっているなんてまったく知らず……本当に驚きました

――ネットで「美人すぎるバイオリニスト」と話題ですが、そう言われることについては、どういう風に受け止めていますか?
【岡部】 美人かどうかは別にして、ラッキーだったと思います。何をやるにしても、まずは注目してもらわないと始まらないので。『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)のときも、ネットで話題になっているなんてまったく知らずに演奏していて。だってただのバックミュージシャンでしたからね。後でそういうことになっていると聞いて、本当に驚きました。そういう意味では、何がきっかけになるか分からないものだなって。

――もともとはクラシックをやられていたんですよね。
【岡部】 はい。2歳上の兄がいるのですが、兄がバイオリンを始めたのがうらやましくて、私もやりたいって3歳のとき両親にお願いしたのが最初です。家では、両親が好きだったのでずっとクラシックが流れていて、大学でもクラシックを学んでいましたが、私はむしろポップスとかロックを聴いていました。

――オーケストラに入るという道もあったと思いますが。
【岡部】 私は、その方向はまったく考えていませんでした。優秀な方はたくさんいらっしゃいますし、オーケストラで募集している枠はとても少ないですし。私の性格的に、自分で新しいものを作って自由にやっていくほうが、向いているし楽しいだろうと思っていたので。

◆私の活動を日本のカルチャーとして海外にも発信していきたい

――ポップスフィールドで、ソロのバイオリニストというのはあまり前例がないのですが、そういう部分ではご自分で道を切り開いて来たわけですよね。
【岡部】 いろいろ模索しながらやって来ましたね。たとえば高校生のときに、ヘアーショーでモデルをやりながらバイオリンを弾くというのがあって、それはひとつのきっかけになりました。自分で曲を書くようになったのは大学を卒業するくらいのころからで、ストリートライブをやったり、自主制作でCDを作るなどするようになりました。とは言え、何をするにも経費がかかるので、勉強も兼ねてやるようになったのが、スタジオミュージシャンや、アーティストのバックでの活動です。

――目標とするような方はいますか?
【岡部】 私、そういう目標とする方っていなくて。自分なりにいろいろな経験を融合させて、私らしい新しい表現方法を提案して、面白いと思ってもらえることをどんどんやっていきたいです。私と言ったらこの曲みたいな、象徴的な1曲を作ることも夢のひとつです。あと、私のような女の子が、バイオリンを使って日本の楽曲で、こういうことをやっている。これは、海外ではないことなんです。なので、私の活動を日本のカルチャーとして海外にも発信していけるように頑張りたいです!

(文:榑林史章)

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