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お茶の間に広がる山内惠介の魅力

 山内惠介「恋の手本」が、ロングセールスを見せている。山内は今年を「勝負の年」とし、 映画の主演、過去最大本数のコンサートなど、様々な企画に挑戦してきた。そうした盛り上がりがメディアで注目を集め、新規ファンを増やしているようだ。

人気急上昇中の山内惠介。シングル「恋の手本」がロングヒットしている

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■14年は「勝負の年」。表現力、トーク力ともに成長

 山内惠介が今年3月に発売したシングル「恋の手本」が、ロングセールスを続けている。発売時に自己最高の初動1.1万枚を売り上げ、シングルチャート初TOP10入り(3/17付、9位)。 その後もコンスタントに売上を伸ばし、9月にC/W曲を変更した「赤盤」として再発したことも後押しして、現在、累積4.4万枚と好調だ(11/3付現在)。

 山内のここ最近の主な動向をまとめたものが右表だ。デビュー14年目というキャリアながら 、年間120日ものキャンペーンをこなし、2ショット撮影会や握手会など、ファンとのふれあい を重視したイベントを行ってきた。そんな会場でのファンの熱狂的な盛り上がりを、演歌を取り上げることが少ないニュース番組やワイドショーなどが、「マダムの心をわしづかみ」「次世代演歌スター」などと紹介し、視聴者の関心を集めているのだ。

「最近はトーク番組やバラエティ番組から出演のお話を頂くことが多く、認知の広がりを感じています。番組ごとに、山内の魅力をリアルな現場の映像ととともに伝えてくださるので、新規ファンが急増しています」(JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント/担当者)

 ショッピングセンターなど、新規リスナーと触れ合う機会の多い場でのアプローチも効果的で、ファンクラブの会員数は増加中。最近は若いファンも増えているという。

 山内は今年を「勝負の年」とし、1月には映画初出演を務めたほか、9月から行った全国5大ツアーでは、計1万5000人を動員。さらに11月18日には、男性演歌歌手としては初めて、「ニコニコ生放送」で冠番組を放送するなど、新たな企画にも挑戦している。「恋の手本」のテーマとなった舞台『曽根崎心中』の主演を演じたこともあり、担当者は「作品をより理解していて、歌の表現力が最近、とみに増しています。ライブのMCも1人でこなすようになり、トーク力もさらに磨きがかかってきました。本人の責任感が今まで以上に強くなっているのだと思います」と、歌だけでなくキャラクターの魅力も浸透してきたことが、ファンを増やしている要因だと語る。

 表現力、トーク力、親しみやすさで勢いを増す山内。本作のセールスもまだまだ伸びそうな勢いだ。

(ORIGINAL CONFIDENCE 14年11月10日号掲載)

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