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大御所からも愛される話題のロックバンド・OKAMOTO’Sとは!?

 注目のロックバンド・OKAMOTO’Sが、CDデビュー5周年記念企画のコラボレーションアルバム『VXV』を8月27日に発売。同作には、奥田民生や東京スカパラダイスオーケストラ、RIP SLYMEらが参加。これまで、多くの大御所アーティストたちと共演を果たし、若手ロックバンドNo.1の実力を誇る彼らの魅力に迫る。

◆先輩アーティストからのラブコールが絶えないのはなぜ?

 オカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(G)、ハマ・オカモト(B)、オカモトレイジ(Dr)の4人からなるOKAMOTO’Sは、中学校の同級生で結成。メンバー全員が芸術家の故・岡本太郎氏好きということもあり、米人気ロックバンド・ラモーンズのようにオカモト姓を名乗っている。メジャーデビュー(2010年5月26日)前の2010年3月には、米テキサス州オースティンで開催された『S×SW2010』に日本人男性としては最年少で出演し、全米6都市でライブツアーを行った実力派。

 Charaや吉井和哉、宮田和弥、甲本ヒロト、真島昌利らと共演し、先輩アーティストからのラブコールが絶えない。メンバーのオカモトレイジは、「単純に音楽の話が当たり前にできるからじゃないでしょうか。ロックに限らず音楽が好きで、音楽が仕事だからそういうのが当たり前だと思っているから。でも逆を言うと、最近は音楽をあまり好きじゃないバンドが多いのかなって(苦笑)」と言う。最近の日本のロックバンドをルーツに挙げる若手アーティストが多いなか、OKAMOTO’Sは60〜70年代の洋楽ロックをルーツに挙げる。ありとあらゆる楽曲をむさぼり聴き、その知識量は、40代や50代のロックアーティストをも唸らせる。先輩バンドがかつて感じていたものと同じ、ロックのルーツに対する愛情やリスペクトの気持ちを、OKAMOTO’Sからも感じているのだろう。そんな骨のある後輩が現れたら、かわいがりたくもなるし、鍛えてやろうという気にもなるというもの。

◆いっそ、金のためやモテたくてヒット飛ばしたいって言いたいけど…

 新作のレコーディングでは、OKAMOTO’Sの持つポテンシャルの高さを信頼すればこその手法が取られた。スカパラとの「Heart On Fire」では、「音のチェックもなしでいきなり。さすがの俺らも、“マジですか?”って、ちょっとピリッとなりました。でも、そんなすごくいい緊張感の中で、最高のテイクを引き出してもらいました」(オカモトコウキ)と一発録りでレコーディングを慣行し、民生との「答えはMaybe」も同様のかたちで録音された。第一線で活躍するキャリアのあるアーティストとも対等に向かい合えるのも彼らだからだろう。

 また、中学生からの同級生であるOKAMOTO’Sは、「服装や髪の色なども自由で、他の学校にあるような縛りがないんです」(オカモトショウ)と自由な校風の学校で育ち、これまでにフリッパーズギターなど多くのアーティストを輩出している。新作に参加しているTHE BAWDIESも同じ学校の出身で、「ステージじゃないところでの彼らの雰囲気が、すごく俺らと似ている」(ハマ・オカモト)と言う。「時間の使い方もそれぞれなので、自分のやりたいことを見つけた人間にとっては最高の学校です。ただ、やりたいことを見つけられないと、逆にキツかったと思う」(オカモトショウ)と自由な発想や音楽に対して貪欲でマジメなOKAMOTO’Sを形成する上で、非常に大きな要素になった。

 オカモトショウは「ちゃんと結果を出さないと、ただの口うるさいレコードオタクと思われちゃう(笑)。だから次は、ちゃんとヒットを飛ばしたいですね」と意気込み、「今の時代、わざわざCDを買ってくれる人は、本当に心底音楽が好きな人だけだと信じているんです。だからこそ、自分たちの音楽にこだわりを持つべきだし、こだわって作らないといけないと思う。いっそ、金のためやモテたくてヒット飛ばしたいって言っちゃったほうが、よほどポップだと思うんだけど、残念ながら俺らって、そうじゃないんです(笑)」と音楽への思いは熱い。

 60年代をルーツに、それを現在の彼らがやることで生まれる、懐かしくて新しいロック、それがOKAMOTO’S。この世は泡沫、栄枯盛衰と言うが、流行廃りのその先に残っていくのは、きっと彼らのような賞味期限のないロックをやるバンドなのかもしれない。

(文:榑林史章/編集部)



関連写真

  • OKAMOTO’S(左から時計回りに)オカモトコウキ(G)、オカモトショウ(Vo)、オカモトレイジ(Dr)、ハマ・オカモト(B)
  • アルバム『VXV』(8月27日発売)
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