米人気歌手レディー・ガガが、世界ツアー『アートレイヴ：ザ・アートポップ・ボール』のアメリカ5公演の前座を務めた日本の3人組ガールズメタルユニット・BABYMETALのパフォーマンスを見守り、アドバイスを送った。

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　ガガは米5公演（フェニックス、ラスベガス、ステイトライン、ソルトレイクシティー、デンバー）初日の7月30日（日本時間7月31日）のフェニックス公演では最前列でBABYMETALのパフォーマンスを見守ったほか、8月2日（同8月3日）のステイトライン公演ではステージ袖に姿を現した。

　BABYMETALの「ギミチョコ！！」に合わせて、ガガがノリノリでヘッドバンギングする姿も動画サイトに多数アップされており、すっかり3人をお気に入りの様子。ツアー関係者によると、ガガが前座のライブを複数回観に来るのは初めてといい、観客も出番前に主役が登場するハプニングに興奮した。

　ステイトライン公演前、BABYMETALを自身の楽屋に招待したガガは、なんと自ら「一緒に写真を撮りたい」と熱望し、4ショットを撮影。アイアンメイデンのTシャツを着用し、ベビメタのタオルを広げると、両手でメンバーから教わったキツネサイン。ガガがその写真をインスタグラムに掲載すると、世界中のファンの大反響を呼んだ。

　BABYMETALの3人は「レディー・ガガさんのアメリカツアーのサポートアクトという大役をさせていただくことになり、最初は驚きと不安がありましたが、選んでいただいたことがすごくうれしかったです」と喜び、「私たちのステージをガガさんが観に来てくださったり、お会いさせていただいたときにはたくさんのアドバイスをいただきました。今でも信じられないような貴重な体験をさせていただいています」と感激した。

　昨年のサマーソニックでは、メタリカがBABYMETALのステージ袖で鑑賞し、楽屋に招待したことで話題となったが、今年も平均年齢15.3歳の3人組が海外のビッグアーティストをとりこにした。

　なお、BABYMETALは、6日から邦楽アーティスト初となるAmazonデジタルミュージックストアで日米同時プロモーションが展開されることが決定。8月16・17日にサマーソニックに出演するほか、ワールドツアー日本公演として9月13・14日に千葉・幕張メッセのイベントホールでワンマンライブを行う。