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【第6回AKB選抜総選挙】HKT旋風で3番手に躍進「さっしーのおかげ」

■『第6回AKB48選抜総選挙』開票イベント(7日、東京・味の素スタジアム)
 渡辺麻友(20)が史上最多15万9854票を獲得し、AKB48が総選挙選抜のセンターの座を奪還したが、全体としてはAKB、NMB苦戦、HKT大躍進、SKE堅調の構図となった。

11位に入り、指原にライバル宣言したHKT48/AKB48の宮脇咲良 (C)AKS

11位に入り、指原にライバル宣言したHKT48/AKB48の宮脇咲良 (C)AKS

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 先月21日の速報発表の勢いそのままに、福岡・博多を拠点とするHKTが大躍進を遂げた。80位までのランクインメンバーは昨年6人→13人と倍増、昨年の選抜入り(TOP16)は1位の指原莉乃(21)1人だったが、今年は2番手の宮脇咲良(16)が昨年26位→11位へと飛躍し、初選抜入り。選抜入り数、ランクイン数、ランクインメンバーの総得票数でいずれもNMBを上回り、“末っ娘”グループがAKB、SKEに次ぐ3番手に浮上した。

 HKTのランクインが増えた理由について、昨年37位から21位にジャンプアップした兒玉遥(17)はスピーチで「さっしー(指原)のおかげ。さっしーは“私のおかげなんかじゃないよ”と言ってくれるけど、先頭でいつも頑張ってくれていた」と感謝。「でも頼ってばかりじゃダメだと思うから、わたしも引っ張っていけるようもっと頑張りたい」と責任感を示すと、指原は目をうるませた。

 HKT旋風の立役者となった指原は、2年前の総選挙直後、結成1年余りのHKTに移籍。昨年4月に劇場支配人兼任を任命されると、「姉妹グループとして、AKBと対等に戦える存在になりたい。AKBグループのためにも」と目標を掲げ、指原を除けば全員10代の若いグループのプロデュースを買って出た。初のツアーではセットリスト作りにも加わり、MCもすべてチェック。自身の知名度と演出力、広報力を活かし、裏方としてもメンバーを適材適所で輝かせた。

 今回、総選挙初選抜入りした宮脇は、サブタイトル『夢の現在地〜ライバルはどこだ?〜』にちなみ、「私のライバルはさっしー(指原)です」と堂々宣言した。「人気も知名度も劣っているし、何言ってるの? という人もいると思いますが、さっしーを超える誰かがいないと、HKT48は大きくなれない」。自身を高め、グループを成長させることで恩返しを誓うと、指原は受けて立つポーズをみせて喜んだ。

 なお、NMB苦戦の陰に隠れているものの、「本店」のAKBも大苦戦した。速報発表を受け、高橋みなみが「AKB勢が少ない。ちょっと危機感を感じました」と漏らしていたように、「ランクイン」は昨年よりも16人分増え、80位までに拡がったにもかかわらず、30人→32人と2人増えたのみ。篠田麻里子、板野友美ら主力メンバーの卒業、組閣による中堅メンバーの移籍の影響をもろに受け、今年も過半数割れ。ランクインメンバーの得票数も前年比で12万票近く減少した。

■「ランクイン」メンバーの内訳
【第5回(1-64位)】AKB=30人、SKE=17人、NMB=8人、HKT=6人、JKT=1人、SNH=1人、OG=1人
【第6回(1-80位)】AKB=32人、SKE=22人、NMB=12人、HKT=13人、JKT=0人、SNH=1人

■選抜メンバー16位圏内の内訳
【第5回】AKB=9人、SKE=3人、NMB=2人、HKT=1人、SNH=1人
【第6回】AKB=8人、SKE=4人、NMB=1人、HKT=2人、SNH=1人
※兼任メンバーは“本籍”のみ、乃木坂46生駒里奈はAKBでカウント。以下同

◆◇◆AKB48 選抜総選挙特集◆◇◆

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