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倉木麻衣、東京フィルと共演 2000人の喝采鳴り止まず

 歌手の倉木麻衣(30)が23日、東京・池袋の東京芸術劇場コンサートホールで全編オーケストラ公演『Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 2-』を開催した。12月にデビュー15周年に突入する倉木は「(歌手)倉木麻衣も“15歳”ということで、引き続き夢と希望を感じられる、そんな歌を届けたい」と意気込みを語った。

全編オーケストラの演奏でライブを行った倉木麻衣

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 真っ赤なロングドレス姿でステージに登場した倉木は、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏に乗せ、ヒット曲「Stay by my side」「Start in my life」などをクラシックバージョンで披露。第2部オープニングでは、同ホールが誇る世界最大級のパイプオルガンが回転して現れ、観客の視線を釘付けに。白の衣装に着替えた倉木が、伸びやかな歌声で魅了した。

 東日本大震災時に作ったチャリティーソング「あなたがいるから」は、岩手県陸前高田市の流木で製作され、魂柱に「奇跡の一本松」が使用されている「TSUNAMI ヴァイオリン」の音色と共に熱唱。ヴァイオリニスト・Meiの演奏をバックにしっとりと歌い上げ、第2部ラストは、1999年12月に発表したデビュー曲「Love,Day After Tomorrow」で締めくくった。

 アンコールを受け、倉木は「皆様のおかげで、12月8日でデビューしてから15周年イヤーに入らせていただきます」と感謝。全16曲を歌った彼女の目の前には、約2000人の観客によるスタンディングオベーションの絶景が広がっていた。同公演の模様は、12月8日にWOWOWで放送される。

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