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あえて狙う若年層 ロックイベントに「ティーンズ割」導入

 音楽市場活性化の原動力ともいえる10代のエネルギー。少子化傾向にあるとはいえ、良質な「ロック」をより多くの10代に届けることに価値を見出し、イベントの間口を広げようとする動きは様々にある。

ライブイベント「MUSIC TAGS Vol.1」に出演するクリープハイプ

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 ロックフェスの巨大化によって、音楽ユーザーの間口を広げることができたという背景はあるものの、若年層にとってはやはり経済的な面における敷居の高さがあったのもまた事実。しかし、音楽産業全体として考えれば、若い世代を置き去りにするわけにはいかない。彼らのような世代に音楽の魅力を伝えることによって、将来的なヘビーユーザーに育てていくことも重要なポイントだろう。

 そんな思いも込められた展開を仕掛けているのが、ビクターエンタテインメントの制作部門“GMpV”で、4月25日にはライブイベント「MUSIC TAGS Vol.1」(SHIBUYA-AX/3800円)を開催する。(クリープハイプ、SAKANAMONらが出演)

 公演当日に、学生証や免許証などで10代であることを証明すれば、500円のキャッシュバックを行う「ティーンズ割」を導入。また、タイトルの「MUSIC TAGS」には、アーティストが作り出す音楽をリスナーの人生に付箋(= MUSIC TAGS)を貼り付けるように記憶して欲しいという願いも込めており、ライブ興行によるビジネスというよりも、ライブで音楽を聴いたことをCD購入のモチベーションにするのが狙いだという。

 同部門には、Dragon AshサカナクションTHE BAWDIESサンボマスターなど、明確なカラーを持った個性的なバンドが所属していることもあり、Vol.2 の開催も注目されそうだ。市場が厳しいからこそ、コアファンの獲得、形成が大事だが、まさにこの試みは、10代に向けてのGMpVによるプレゼンテーションの場と言えるだろう。GMpVはジャンルに囚われない良質な音楽を届けることを目標に10年に発足されたが、この展開によって、良質なユーザーを育て上げていくことが期待される。(オリジナル コンフィデンスより)

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