洋楽市場そのものは、今年も数年来続く低迷から脱しきれないでいるが、その中でも、確実に明るい材料と言える2組の新人アーティストによるブレイク劇が見られた。カーリー・レイ・ジェプセンとワン・ダイレクションのケースがそれで、それぞれソーシャルメディアを巧みに使ったプロモーションによる成功例としても、特筆される存在だ。 カーリー・レイ・ジェプセンの場合は、1stシングル「コール・ミー・メイビー」のパロディービデオが制作されていく手法が、彼女を一気に世界的な有名人にした。他のアーティストやスポーツ選手が口パクで歌った映像をYouTubeにアップしていき、その話題がTwitterなどで全世界に拡散していったもので、同作は全米ランキングで9週連続首位獲得を果たしている。日本でも洋楽ファンの間では、この話題が伝わっていたところに、ローラによるパロディービデオを公開。このビデオは半月で360万回以上再生されており、その熱の中で国内リリースされたアルバム『キス』は、最近の洋楽新人としては珍しい、10/1付4位に初登場している。
2012/12/08




