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福山雅治、11月に被災地支援ライブ「できる限りのことをやりたい」

 歌手で俳優の福山雅治が11月12、13日に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナでライブを行うことがわかった。13日深夜放送の『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル 魂のラジオ』(ニッポン放送 毎週土曜・後11:30)で発表した。「楽しめる環境にある方は思いきり楽しんでいただければ。生コンサートでできる限りのことをやりたいと思っています」と呼びかけた福山は、自らの歌で被災地にエールを送る。

福山雅治(写真は14日に解禁された新アーティスト写真)

福山雅治(写真は14日に解禁された新アーティスト写真)

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 自身最大規模の全国ツアー(18ヶ所52公演)を2月からスタートした福山は、震災の影響でやむなく宮城2公演を含む4ヶ所12公演を見送りに。本来、宮城公演を行うはずだった4月9〜10日にかけては「24時間ラジオ」で被災地にエールを送り続け、「いつか必ず宮城でライブをやります。ちょっとの間待っていてください」と現地のファンに約束していた。

 「宮城公演が終わらなければツアーは完結しない」という福山は、現地スタッフとの協議のうえ、当初から予定されていたセキスイハイムスーパーアリーナ(宮城郡利府町)で振替公演を行うことを決定。修繕工事を終えて今月31日から一般利用を再開する同所では、震災から半年後にあたる来月10、11日に事務所の先輩でもある桑田佳祐がライブを行う。

 「震災で犠牲になってしまった方々を悼み、いまだ困難な状況が続く現地の方々を応援しようという気持ちとともに、東北をはじめとした日本全体の活性化に向け、あらためて新たな一歩を明るく楽しく踏み出そう」という思いを込め、ステージに臨む福山。並々ならぬ思いを持っているだけに、現在行われているツアーとは異なる特別な演目も予想されそうだ。なお、4月9、10日分のチケットは一旦払い戻したが、振替公演のチケットは前回の購入者を優先し、9月8日から期間限定で先行受付を開始する。

 福山は震災以降、「24時間ラジオ」でリスナーから義援金を募ったほか、4月16日から再開した全国ツアーの各会場に「東日本応援シート」を新設し、その収益全額および全公演の収益の一部を寄付するなど継続的に支援活動を行ってきた。さらに、「HARD RAIN」(1992年発表)のライブ音源も収録した両A面シングル「家族になろうよ/fighting pose」(31日発売)から得られる収益の一部も義援金として寄付することを表明している。

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  • 福山雅治(写真は14日に解禁された新アーティスト写真)
  • 両A面シングル「家族になろうよ/fighting pose」(31日発売)

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