倉木麻衣が語った20周年「デビュー当時はすごい鼻声、『名探偵コナン』と共に成長できた」
いまやアジアでもっとも知られている日本人アーティストに
「デビュー当初からアジアの方からファンレターをいただいて、“ぜひこちらでライブをやってください”という声も届いていて。日本での活動だけで精一杯だったし、なかなかタイミングが合わなかったんですけど、2007年に念願が叶い、初めて台湾でライブを開催しました。毎回、すごく熱い気持ちで応援してくれるし、ライブでも一緒に日本語で歌ってくれて。中国ではライブ中に座席から立つことができないことが多いんですが、前のめりになって声援を送ってくれるんですよ。ペンライトで“Mai-K”の文字を描いてくれたり、海外に行くたびに感動をもらっています」
これからやってみたいことは、“場所とのコラボ”
「音楽の聴かれ方、楽しみ方は広がってきていますが、私にとって大事なのはやっぱりライブ。そのときの気持ちを乗せて歌を届けることで、聴いてくれる方の心にダイレクトに響くと思うんですよね。ボランティアの現場でも、みなさんの笑顔を見て、お話をさせてもらうことで、気持ちを共有することできて。根本はつながっているんだなと思いますね。これからやってみたいことは、“場所とのコラボ”。テーマパークや水族館などでライブが実現できれば、また新しい世界観をお見せできると思っています」