• ホーム
  • 音楽
  • 【UPCOMING】6/12付週間CDランキング、『コンフィデンス』編集部ピックアップ6作

【UPCOMING】6/12付週間CDランキング、『コンフィデンス』編集部ピックアップ6作

 最新6/12付オリコン週間ランキングから、TOP20位圏内には入らなかったものの、CDセールスやデジタル配信で注目すべきチャートアクションを見せた作品を、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』編集部のメンバー6名が各目線でピックアップ。これから注目すべきアーティスト、話題作の動向を紹介する。

Over The Top「僕らの旗」/シングル27位

アイドルからロックバンドへ、Over The Topデビューシングル
 昨年、NMB48を卒業した岸野里香がボーカルを務める4人組ロックバンド・Over The Topのデビューシングル「僕らの旗」が、週間シングルランキング27位に初登場。バンドシーンで活動していた3人の演奏とアイドルとしてメジャーシーンで活躍していた岸野の歌声は、同じベクトルを持ったぶ厚いギターロックに見事にチューンアップされている。イントロのギターのメロディラインは、90年代メジャーバンドのヒット曲の流れを思わせるが、サウンドの厚みがしっかりと彼らのロックに昇華させている。前に出る歪んだギターとボーカルのぶつかりあいも心地よく響く。

阪本奨悟「鼻声/しょっぱい涙」/シングル31位

優しい歌声が高めるメッセージ性
 シンガー・ソングライター、阪本奨悟のメジャーデビューシングル「鼻声/しょっぱい涙」が、週間シングルランキング31位に初登場した。同作は、福山雅治のプロデュースによるもの。「鼻声」では詞と曲を共に手がけ、また同曲のアレンジャーには蔦谷好位置、大西省吾が名を連ねている。その「鼻声」は、身近な存在の女性への秘めた恋心を綴ったラブソング。アコースティックギターを基調とした柔らかい音色に乗せて、彼の優しく透き通るような歌声が、曲に込めたメッセージを何倍にも高めて届けてくる。聴き終えた後に残る“温かさ”は、彼の歌声ならではの魅力と言えそうだ。

きくおはな(きくおと花たん)『第二幕』/アルバム43位

人気クリエイターの技が終結
 きくおはな(きくおと花たん)の2作目『第二幕』が、週間アルバムランキング43位に初登場した。人気ボカロ曲を手がけ、アイドルやゲーム音楽の制作もこなすサウンドクリエイター・きくおと、劇場アニメ『ずっと前から好きでした。〜告白実行員会〜』の挿入歌などで知られるシンガー・YURiCa/花たんによるユニット。“ぶっ壊れおとぎ話”というコピー通り、独特の世界観と歌詞が異世界に迷い込んだような感覚で、歌声との相性も抜群だ。ジャケのイラストを、前作に続き『魔法少女まどか☆マギカ』で知られる劇団イヌカレーの泥犬氏が手がけたところもグッとくる。

DADARAY『DADAMAN』/アルバム50位

ゲス極・休日課長の新ユニットが奏でる、上質な大人ポップス
 DADARAYの1stアルバム『DADAMAN』が、週間アルバムランキング初登場50位にランクインした。ゲスの極み乙女。の休日課長、ボーカリストのREIS、katyusha名義でも活動し、ゲスの極み乙女。やindigo la End でサポートも務めるえつこの3人組。バンド名は、既成の秩序や常識を破壊する光を意味する。楽曲制作は、ゲスの極み乙女。の川谷絵音が担当した。郷愁漂うピアノと繊細なメロディーが印象的な「イキツクシ」や、ジャズの旋律に載せた「WOMANWOMAN」など、上質なポップスが世代問わず親しまれそうだ。

『蜜蜂と遠雷 音楽集』/アルバム68位

小説『蜜蜂と遠雷』コンピ、ロングセールスに期待
 第156回直木賞を受賞した恩田陸によるベストセラー小説から誕生したクラシックアルバム『蜜蜂と遠雷音楽集』が、6/5付週間アルバムランキングで44位に初登場。当週も堅調に売上を伸ばし68位を獲得。2週連続でTOP100入りした。同作は、恩田陸監修の下、膨大な音源の中から登場人物のイメージに合った“音”をセレクトし、ストリーミングサービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」で配信したプレイリストをCD化。小説で描かれたピアノコンクールに沿った構成になっており、小説の読者ならば必聴の作品に仕上がった。

オール・タイム・ロウ『ラスト・ヤング・レネゲイド』/アルバム81位

いよいよ注目度が高まるメロディックパンクバンド
 今年3度目のサマソニ出演が決まっている米のメロディックパンクバンド、オール・タイム・ロウの新作が、週間アルバムランキング81位にランクインした。発売直前の5月22〜24日には、東名阪をめぐるライブツアーを実施。さらに今回のアルバムでは、メンバーの直筆サインも付く、日本限定マフラータオルのセット商品も展開した。キャリア十分の彼らだが、そのバリエーション豊富でカラフルなポップセンスは、日本ではまだ十分に浸透していない。このアルバムとサマソニをきっかけに、さらなる注目度アップを期待したい。
(『コンフィデンス』 17年6月12日号掲載)

提供元: コンフィデンス

【最新号】コンフィデンス 2017年10月30日号 詳細はコチラ バックナンバー 一覧

最新号コンフィデンス2017年10月30日号

<COVER STORY>
松本隆氏(作詞家/音楽プロデューサー)
「良いものさえ作れば、媒体は何であっても残っていく」

<SPECIAL ISSUE>
17年7月期の“質の高いドラマ”を表彰
第9回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」発表

お問い合わせ

オリコンニュース公式SNS

Facebook、Twitterからもオリコンニュースの最新情報を受け取ることができます!