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流行りモノ調査隊 ♯37 『ニュー鉄』
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3月30日(日)に、東京と横浜に新しい交通機関が生まれた。前者はJR山手線日暮里駅を起点とする新交通システム「日暮里・舎人ライナー」、後者はJR横浜線中山駅と東急東横線日吉駅とを結ぶ横浜市営地下鉄「グリーンライン」が開業。さらに6月には池袋と渋谷を結ぶ東京メトロ副都心線の開業も控えている。大阪でも3月15日におおさか東線が一部開業し、秋には京阪中之島線が開業予定と、今年は新線開通の当たり年。なぜ新しい鉄道が次々開業するのか?沿線地域のニーズに応えるほかに、何かいいことがあるの!?新しい鉄道路線こと“ニュー鉄”の最新情報をまとめて紹介します。
日暮里・舎人ライナーが開通〜ネット試乗会配信中!
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日暮里・舎人ライナー沿線の見どころ
「グリーンライン」は横浜新都心をネットワーク化
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3月30日には、横浜市営地下鉄4号線「グリーンライン」も開業を迎えた。
「グリーンライン」は同市緑区のJR中山駅から既存の「ブルーライン」のセンター南、同北駅を経由し、同市港北区の東急東横線日吉駅までの約13キロを21分で結ぶ。運賃は200〜290円。
「ブルーライン」は、東急田園都市線あざみ野駅から港北ニュータウンのセンター北駅やセンター南駅、新横浜駅、横浜駅、桜木町駅と横浜市内の主立った市街を経由して藤沢市にある湘南台駅まで運行している。今回、日吉から中山までの「グリーンライン」を整備することにより、東急田園都市線・東急東横線・JR横浜線がネットワーク化され、東京都内や横浜中心部への交通利便性も向上。開業前日の29日の記念式典に出席した中田宏市長も「363万人の横浜市の基幹交通として、地域の発展に寄与してくれると思う。市民に愛着を持って利用してもらいたい」と期待を寄せていた。
6月には、東急目黒線の終着駅が武蔵小杉から日吉まで延伸される予定。東急目黒線は都営三田線と東京メトロ南北線ともつながっており、さらに便利になること必至。
「グリーンライン」もリニアモーター推進方式を導入。建設コストの削減に努めた
各駅には日本の伝統色を配したステーションカラーを採用。ちなみに日吉駅は薔薇色
【センター南駅・センター北駅】
<ショッピングモール>
センター南駅とセンター北駅の間には、モザイクモール港北、ノースポートモール、ショッピングタウンあいたい、港北みなも、港北東急百貨店SCといった大型商業施設が立ち並んでいる。3月にはトレッサ横浜南棟がオープン!
【中山駅】
<よこはま動物園ズーラシア>
広大な園内は世界の動物の生息環境を再現。まるで動物たちの故郷を訪れたような臨場感を楽しめる。オカピなど希少な動物との出会いや気候帯別の豊かな植物相も魅力いっぱい。
池袋・新宿・渋谷3つの副都心を縦走する副都心線。ラインカラーはブラウン
東京メトロの9番目の路線となる「副都心線」が6月14日に開業を迎える。同社の新線開業は、平成12年の南北線全線開業(赤羽岩淵−目黒)以来8年ぶり。
「副都心線」は、和光市〜渋谷間20.2キロを結ぶ路線で、駅数は全部で16駅。池袋・新宿・渋谷という三大副都心を縦走し、ほとんどの駅で他線と連結するので、利便性は今まで以上に向上。
池袋〜渋谷間の所要時間はJR山手線とほぼ同じ16分程度、急行(東京メトロでは初)の場合は埼京線と同じ11分程度で、既設路線や乗換駅の混雑緩和の期待も高まっている。
開業後は、東武東上線、西武有楽町線・池袋線と相互直通運転を行う予定。また、渋谷駅では、2012年度を目途に東横線とも接続する予定で、埼玉県南西部から都心を経由し、横浜に至る広域的な鉄道ネットワークが完成することになる。
また、新線開業ともに、3大ターミナル駅のデパート戦争がヒートアップするのは必至。
新宿三丁目駅では新宿伊勢丹のほか、新宿高島屋につながる地下道が設けられる。池袋では東武百貨店が大リニューアルを敢行、平成20年度末には東京メトロが運営する地下商業施設「エチカ」の開業も予定されている。
その一方で、雑司が谷など新たな駅周辺の活性化が進むことも間違いない。
3月15日から、小田急電鉄の特急ロマンスカーが東京メトロ千代田線への直通運転を開始した。通勤に便利な時間帯に、「ビジネス特急」を計4本(上り1本、下り3本)運転。土休日は、北千住―箱根湯本間を直通で結ぶ「観光特急」ほか、計6本(上り3本、下り3本)を運転する。
さらに、土休日のうち年間30日程度、有楽町線新木場まで乗り入れる「ベイリゾート」列車も臨時運転する。
車体を彩る青は“フェルメール・ブルー”と呼ばれているもの。17世紀にオランダで活躍した画家・フェルメールの絵に見られる鮮やかな青に由来する
そこで疑問が一つ。小田急線と千代田線は相互乗入れしているのでロマンスカーが千代田線内を走るのもわかるが、有楽町線にはどうやって乗り入れるのか。
東京地下鉄広報部に聞くと、「千代田線霞ヶ関駅と有楽町線桜田門駅を結ぶ線路があるんです。もともとは有楽町線の車両を綾瀬工場に送るための線路で、定期旅客列車の運転はありませんが、花火大会などの臨時列車で使用した実績があります」とのこと。ちなみに、有楽町線と南北線が接続している市ヶ谷駅にも両線をつなぐ連絡線がある。これを利用すれば、ロマンスカーが埼玉高速鉄道の浦和美園駅まで乗り入れることも可能といえば、可能。まさに「線路は続くよどこまでも〜♪」なのだ。
地下鉄線内を走るロマンスカーには新型車「MSE:マルチスーパーエクスプレス」(60000形)を投入。印象的なのは、流線形先頭車の伝統を受け継ぎながら、青い車体色が新鮮で印象的だ。車内には随所にユニバーサルデザインを採用し、上品で快適な空間を演出している。
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