流行りモノ調査隊 流行りモノ調査隊
#025 今週の急上昇キーワード(更新日:2008/01/08)
『書初め』
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急上昇の理由
 インターネットやパソコンの普及で、現代では手書きで文字を書く機会がすっかりなくなりました。個人でも簡単に挨拶状や年賀状をプリントアウトできる時代になると、逆に手書きの「味」が喜ばれるようです。そんな中、「人前に出せる文字を。」とスクールや書道教室に通う人が増えているようです。書道教室の先生によると、特に1月は「今年こそ!」と習い始める人が多くなるそうです。
今回の調査内容
書初めやっていますか?
15年のブランクを埋めろ!
日本一のアノ場所で、初日の出書初め!
書初めやっていますか?
 明けましておめでとう御座います。本年も流行りモノ調査隊を宜しくお願いします!
と、言う事で、始まりました!流行りモノ調査隊2008!読者の皆様にとって昨年はどんな一年だったでしょうか?筆者にとっては、流行りモノ調査隊が始まった年でもあり、大きな変動の一年でした。皆様のおかげで流行りモノ調査隊も人気コンテンツとなり、今年は更に飛躍の一年にしたいと思っております。どうぞ、宜しくお願い致します!

 と、この様に新年の事を考えていて、ふと思いついたのが「新年の抱負」です。実はこの原稿を書いている筆者は、まだ2007年にいたりするのですが、年明けに新年の抱負を毛筆で書いてみようという事に。

 毛筆書道についてリサーチを始めてみると、1月は「今年こそは人前に出せる文字を!」と、書道を始める人が多い事が判明。PCの普及で個人でも簡単にきれいな文字をプリントアウトできる時代ですが、意外と手書きで書かなければならないシーンってありますからね。読者の皆さんも結婚式などの記帳で困った経験はないだろうか?受付の方に見られる中、筆ペンで書くのは自信がなければ少し恥ずかしいですよね。

 筆者は以前、毛筆書道を5年程習っていた為、少しは腕に覚えがある。が、書道から離れて既に15年が経過・・・。この機会にリハビリするか・・・そして書道を始めようと思っている読者の皆様に、書道教室のレポートもしよう!という事でY部長に相談。

筆者:Y部長、年明けの企画で「書初め」ってどうですか?1月は書道を始める人も多いらしいので、書道教室の紹介も兼ねて。
Y部長:お、いいんじゃない?いつ、どこで書初めやるの?
筆者:そうですね、実際に教室に習いに行って、年明け早々に会社で書こうかと。
Y部長:やっぱ書初めと言えば、元旦だよね。
筆者:え?いや、元旦は冬季休暇中ですが・・・。
Y部長:会社って場所も悪いな。折角だし、元旦の富士山頂で初日の出をバックに書いている姿が見たいな。
筆者:・・・素人に冬山に登れと?部下の命をなんだと思っているんですか?
Y部長:エー、じゃぁ、富士山に代わる日本一の場所で書いてきてよ。元旦に。
筆者:・・・・。(「元旦」と「日本一」は譲りたくないのか・・・。)

 と、この様に企画自体にOKは出たものの、内容が明後日の方向に飛んでいきそうな勢いである。こたつにみかんで紅白を観る筆者の予定はこうして奪われたのだ。特に富士山はホントに危険です。世界一の山であるエベレストに挑戦するパーティーが真冬の富士山を練習台にするらしいですからね。マジDENGERです。一歩間違わなくても命を落とします。

 場所は別途考えるとして、習いに行く書道教室も決めなくてはなりません。色々探して見たのですが、どうもしっくりくる教室がない・・・。そんな中、社内から寄せられた口コミで、麻布にある教室でカラーや絵を使った「遊び文字」を教えてくれる先生がいることをキャッチ!ホームページを見ると、ものすごーく楽しそう!書道のイメージが変わります。Y部長が珍しく「俺も取材に行きたい。」と自主的に参加したがっていたので、筆者と二人で体験教室に出掛けたのでした。
15年のブランクを埋めろ!
 お邪魔したのは、麻布十番で書道教室を開く、成澤秀麗先生の教室。成澤先生は、書道普及協会の会長であり、東京書作展で内閣総理大臣賞受賞も果たしているスゴーい先生なのだ。カラーや絵を使った「遊び文字」は女性に人気なのだとか。成澤先生の詳しいプロフィールはコチラから!

 まず最初に書いたのは、漢字の「永」と平仮名の「の」である。どちらの文字も筆の扱い方や、ハネ、ハライ、トメなどの基本的な技術が必要になるので、練習には丁度良いらしい。久しぶりの筆と懐かしい墨の匂いの中、練習を進めた。Y部長は筆の持ち方が全くなっていないにも関わらず、微妙に上手くてちょっと悔しい・・・。

成澤先生のお手本
サラサラっと書いて頂いたが、流石にウマイ!

Y部長書 やましー書
微妙にうまいのが悔しい。
んー全盛期の1/10くらいのパワーしか出ない。

 だいぶ筆の感覚も戻ってきたところで、本番用の練習をすることに。お題は成澤先生とY部長と相談した結果、「流行りモノ調査隊」とした。色々考えたが、筆者の活動の中心であるし、2008年は調査隊にとっても飛躍の一年にしたいという想いからだ。紙の長さから、ある程度文字数も決まってしまうのでシンプルにした。

 最初の一枚目にしては、中々満足できる書きあがりだったので、成澤先生にチェックして頂く事に。あれよあれよという間に赤字が入って、真っ赤になってしまった・・・。

やましー書 やましー書
昔の感覚を頼りに書き上げる。
ガンガン修正が入ってしまった・・・。

 本番用の練習を数枚書いたトコロでY部長がポツリと一言。「色気がないな・・・。」

 どうやら、他の生徒さんが書いている文字を見て思ったようであった。いわゆる「行書」の事を言っているようであったが、筆者は「楷書」しかやった事がないのである。一朝一夕で行書がかけるようになるはずもなく、Y部長には諦めてもらう他なかった。

 諦められないY部長は「何とか色っぽい文字をやましーが書けるように仕込んでください!」と成澤先生に頼み込むが「他の生徒さんは書道の大先輩ですから、あんな風に書くにはそれなりの時間が・・・。」と言われてしまう始末。成澤先生が書いてくださったお手本を頼りに書くしかない・・・。

成澤先生のお手本 やましー書
こんな風にカッコよく書きたい・・・。
書いては直しの繰り返し。

 約2時間、成澤先生に指導頂いて、何とか書けるようにはなった。とは言っても、スケジュール関係上、付け焼刃的にご指導頂いたに過ぎない。お手本がないと書けないレベルである。何枚か良さそうな物を選んで、いよいよ仕上げ作業に入る。成澤先生はカラーや絵を入れる個性的な書道を教えてくれるのが特徴だ。

 お正月なので、金色と赤のスプレーをチョイスした。「赤は血っぽくならないように注意を・・・。」という成澤先生のアドバイスをもとにプシュー。何となく、それっぽくなったのではないだろうか?後は元旦当日が晴れることを祈るばかりである・・・。

やましー書 やましー書
赤は使い方を間違えると、血しぶきになってしまう。
右が一枚目に書いたもの。左は最後に書いたもの。
<成澤秀麗先生のプロフィール>
書道家・書道普及協会会長。山形県出身。OLと両立しながら書道師範を取得。東京書作展で内閣総理大臣賞受賞後、書道家として独立。2006年3月、NY国連本部でデモンストレーションを行う。個展はNY・東京で3回開催。カラーや絵を使った「遊び文字」は若い女性にも人気でポストカードとして一般販売されている。

遊び文字「楽」 遊び文字「幸」 遊び文字「美」
遊び文字「楽」
遊び文字「幸」
遊び文字「美」
成澤秀麗(なりさわ しゅうれい)
成澤秀麗
(なりさわ しゅうれい)
1)第二回書道普及協会社中展
六本木ヒルズ近くのカフェにて、生徒たちの力作が発表されます。

2)ベーシック書道コース新設
楷書や行書など、書道の基礎を学んでみたい方のためのコースがスタートしました!

3)書道普及協会講師募集
WEB書道教室のスタート(2008年春)に伴い、講師を募集します!
<関連リンク>
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