10年ぶりの本格始動を今年8月に発表したロックバンド・LUNA SEAが、11月27日からドイツでスタートする初のワールドツアーに合わせ、過去の海外公演を初めて収録したDVD2作品を発売することが28日、わかった。ツアーファイナルの東京ドーム公演を間近に控えた12月15日に緊急リリースされ、復活劇をさらに盛り上げる。

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　再始動を告げたLUNA SEAの周辺が、いよいよ慌しくなってきた。今回、数ある過去の公演の中から映像化される2作品は、1999年に行った初のアジアツアーでの香港公演と、2000年にラストツアーとして再びアジアの地に凱旋した台北公演をそれぞれ収録。ワールドツアーに足を運べない人でも、彼らのアジアでの人気ぶりを体感できる内容に仕上がっている。

　LUNA SEAは、11月27日のドイツを皮切りに、米ロサンゼルス（12月4日）、香港（同11日）、台湾（同18日）でのワールドツアーを経て、12月23日、24日に東京ドームで凱旋公演を実施。2007年の一夜限りの復活以来となる東京ドーム2daysは「Two Nights Two Styles」と銘打ち、各日異なったテーマと意味を掲げて“聖夜”を演出していく。8月31日に香港で行われた会見で、ボーカルのRYUICHIが「新曲をこのツアーで届けられたら」と語っていたように、新曲のお披露目にも期待がかかる。

　12月23日（木・祝日）、24日（金）に開催されるワールドツアー『REBOOT』ファイナルの東京ドーム2daysのチケット一般発売は、10月30日（土）より開始。DVD『FIRST ASIAN TOUR 1999 in HONGKONG』と『BRAND NEW CHAOS ACT II in Taipei』は12月15日（水）発売。

　1992年5月21日にアルバム『IMAGE』でメジャーデビューしたLUNA SEAは、ボーカルのRYUICHI、ギター＆バイオリンのSUGIZO、ギターのINORAN、ベースのJ、ドラムの真矢からなる5人組ロックバンド。「STORM」「DESIRE」「I for You」など数々のヒット曲を発表し、2000年12月27日の東京ドーム公演で、一旦バンド活動に幕を下ろしていた。