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井上堯之が引退発表、全国ツアー中止へ

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 ザ・スパイダースPYGなどで活躍したミュージシャンの井上堯之が引退を発表した。公式サイトで井上は「『自分はいかに生き、何をすべきか』を考え続けてきた結果としての引退となりました」と報告。所属事務所も本人の固い意志を尊重したいとしている。

井上堯之[07年8月撮影] 

井上堯之[07年8月撮影] 

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 これにより、17日以降予定されていた井上堯之全国ツアー『旧友 〜いのちの花を咲かせましょう〜』の埼玉、滋賀、奈良、大阪の計6公演と、2月25日の東京・江東での井上堯之バンドのライブは中止される。

 井上は、1962年に田辺昭知とザ・スパイダースに参加し、リードギターとボーカルを担当。解散後、沢田研二や萩原健一らと結成したPYGを経て、井上堯之バンドを結成。沢田研二のバッキングを中心にテレビドラマ『太陽にほえろ』『傷だらけの天使』『前略おふくろ様』『寺内貫太郎一家』のテーマ曲の演奏を始め、テレビ、映画、舞台、ミュージカルの音楽を多数手がける。映画『火宅の人』(1986年)で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。萩原健一、柳ジョージ、宇崎竜童らとの活動と並行して作・編曲家として活躍し、レコード大賞受賞曲「愚か者」の作曲者でもある。2008年6月にミニアルバム『WHITE LINE』を発売している。

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