俳優の徳重聡の初主演ドラマ『Dr.伊良部一郎』（同局系　毎日曜　後11：00）の制作発表記者会見が24日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、徳重ら出演者とともに、主題歌「週末Not yet」を歌う人気アイドルグループ・AKB48の4人組新ユニット・Not yetが応援に駆けつけ楽曲を披露した。デビュー曲がドラマ主題歌となった同ユニットの可愛らしいパフォーマンスに徳重は「可愛らしい方々と思っていたら、舞台に上がったとたんそれにプラスしてパワフル。主題歌がこの方々で本当によかった」とメロメロだった。

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　同作は、直木賞受賞作家・奥田英朗の人気作『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』（文春文庫刊）からなる“Dr.伊良部シリーズ”をドラマ化したもの。「いらっしゃ〜い」と主人公・伊良部一郎（徳重）の甲高い声が響く、伊良部総合病院の心療内科が物語の舞台となる。元小児科医で注射マニアという“超”ヘンテコな変わり者の精神科医のもとには毎回個性的な患者が訪れる。

　デビュー10周年にして、初主演作となる同ドラマに徳重は「このドラマで1人の俳優、男として試されるチャンスをいただいた。精一杯頑張りたいと思っています」と熱い意気込み。またこれまで演じてきた健康的な役柄から一転、個性的な伊良部医師を演じるにあたり、自身との共通点を「最初はなかったけど、撮影するなかで僕が伊良部に近づいている。周りのスタッフに失礼な言動をしてないか不安」と苦笑を浮かべた。

　年齢不詳の“ナイスバディな熟女看護師”マユミ役の余貴美子も、大島優子、北原里英、指原莉乃、横山由依からなるNot yetの登場に「生AKBだ〜！ って見惚れていました」と大喜び。自身のセクシーなナース服の衣装には「いつまで着られるのか分からないけど、この衣装はすごく気に入ってる。撮影終わりにこのナース服を持ち帰って夫の喜ぶ顔が見たい」と話し、大島からの「（肌に）ハリがあります！」という声に笑顔を見せた。

　会見にはほかに原幹恵が出席。日曜ナイトドラマ『Dr.伊良部一郎』は30日スタート。

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