◆今年の『沖縄国際映画祭』の見どころは？

　人気アイドルグループ・AKB48が26日、開催中の『第3回沖縄国際映画祭』の宜野湾会場で募金活動を行った。東日本大震災の復興支援チャリティー「誰かのためにプロジェクト」を実施しており、高橋みなみは「歌を届けること、笑顔でいることでたくさんの人たちを少しでも元気になっていただければ」と涙ながらに呼びかた。

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　募金活動前には宜野湾ビーチステージでトークショーと15分のミニライブで3曲を披露。2006年8月〜07年1月までのチームA公演表題曲「誰かのために ―What can I do for someone？―」を“配信限定チャリティソング”として現メンバーで再レコーディング、ミュージックビデオを制作し、着うたを4月1日より、ビデオクリップを6日より配信しその収益を全額寄付すると発表した。

　高橋は涙をぬぐいながら「私たちにできることは何なのか毎日考えています。一人の力は微力でも、多くの人の力が集まれば大きな力になるということが伝わればいいなと思います」。研修生の中には被災したメンバーもいるといい、大島優子は「メンバーのなかにいることにビックリしたけど、それだけじゃなく東北にもたくさんのファンの方がいらっしゃると思うので、一緒に笑いあっていければ」とエールを送った。

　AKB48を運営するAKSは、被災者支援のために立ち上げた「AKB48プロジェクト義援金」に合計で6億円超の義援金を寄付したと発表。26、27日に公演予定だった『横浜アリーナコンサート たかみなについていきます』の会場では消費電力を最小限に抑え、メンバーは参加せずに募金会とチャリティ物販会を行い、約4000人が訪れているという。グッズの収益金と募金、ダウンロードによる収益金の全額が同プロジェクトへ寄付される。

　沖縄での募金活動にはAKB48の選抜メンバーとして高橋、大島のほか前田敦子、篠田麻里子、小嶋陽菜、峯岸みなみ、宮澤佐江、指原莉乃、秋元才加、横山由依、河西智美、北原里英の12人が参加し、20分間の募金には約1000人が列を作った。

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