日本の家電業界は元気がない、そう言われて久しい昨今。そんななか、ネッククーラーやおひとりさま用の弁当箱炊飯器など、アイデア家電でヒットを飛ばしている会社がある。個性的な商品たちは、SNSや『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)などのメディアでも取り上げられ、「その発想はなかった!」と目からウロコの反響を集めている。この会社があるのは、かつて電気街として名を馳せた秋葉原。“世界最小の家電メーカー”はいかにして躍進したのか。商品柄、尖った人物かと思いきや至って「普通の人」であるという、サンコー株式会社の山光博康社長に聞いた。■“世界最小”なのに年間100の新商品、「ゼロからイチを生み出せることなんて、めったにない」
2022/07/21