全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2014年本屋大賞』(本屋大賞実行委員会主催)の発表会が8日、都内で行われ、和田竜氏の『村上海賊の娘』(新潮社)が大賞に選ばれた。 受賞スピーチで和田氏は「資料を読むのに1年、シナリオ書くのに1年、連載の2年を受験生か!っていうくらいやっていた」と執筆当時を振り返ると、「同じことやりすぎてデジャヴ現象にもあった・・・」と苦労を吐露。「本屋大賞の受賞は苦労が実ったというか、過大なご褒美をいただいたと思っています」と喜びを噛み締めた。
2014/04/08